今年で記念すべき第80回を迎えるアカデミー賞。昨年11月からの脚本家協会のストが未だ決着が付いていない中、今年のノミネートが1月21日(水)に発表された。ゴールデン・グローブ賞で主演男優賞(ダニエル・デイ=ルイス)を受賞した『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』は作品賞、主演男優賞、監督賞含む8部門にノミネート。一方、ゴールデン・グローブ賞で4部門ノミネートされながらも無冠に終わった『フィクサー』も作品賞、主演男優賞、監督賞含む7部門ノミネート。どうやら、この2作品の闘いになりそうだ。また、特筆すべきはケイト・ブランシェットの主演&助演の2部門ノミネート。ゴールデン・グローブでは、主演がジュリー・クリスティ、助演がケイト・ブランシェットとなったが、今回はどうなるかが気になるところ。主要部門のノミネートは以下の通り。作品賞『つぐない』『JUNO/ジュノ』『フィクサー』『ノーカントリー』『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』主演男優賞ジョージ・クルーニー『フィクサー』ダニエル・デイ=ルイス『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』ジョニー・デップ『スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師』トミー・リー・ジョーンズ『告発のとき』ヴィゴ・モーテンセン『EASTERN PROMISES』主演女優賞ケイト・ブランシェット『エリザベス:ゴールデン・エイジ』ジュリー・クリスティ『アウェイ・フロム・ハー(原題)』マリオン・コティヤール『エディット・ピアフ〜愛の賛歌〜』ローラ・リニー『THE SAVAGES』エレン・ペイジ『JUNO/ジュノ』助演男優賞ケイシー・アフレック『ジェシー・ジェームズの暗殺』ハビエル・バルデム『ノーカントリー』フィリップ・シーモア・ホフマン『チャーリー・ウィルソンズ・ウォー』ハル・ホルブルック『イントゥ・ザ・ワイルド(原題)』トム・ウィルキンソン『フィクサー』助演女優賞ケイト・ブランシェット『アイム・ノット・ゼア』ルビー・ディー『アメリカン・ギャングスター』シアーシャ・ローナン『つぐない』エイミー・ライアン『GONE BABY GONE』ティルダ・スウィントン『フィクサー』監督賞ジュリアン・シュナーベル『潜水服は蝶の夢を見る』ジェイソン・ライトマン『JUNO/ジュノ』トニー・ギルロイ『フィクサー』ジョエル&イーサン・コーエン『ノーカントリー』ポール・トーマス・アンダーソン『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』長編アニメ賞『ペルセポリス』『レミーのおいしいレストラン』『サーフズ・アップ』脚本賞『JUNO/ジュノ』『LARS AND THE REAL GIRL』『フィクサー』『レミーのおいしいレストラン』『THE SAVAGES』脚色賞『つぐない』『アウェイ・フロム・ハー(原題)』『潜水服は蝶の夢を見る』『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』『ノーカントリー』先日行われたゴールデン・グローブ賞は、授賞式が行われず受賞発表のみとなったが、果たしてアカデミー賞はどうなるのだろうか? 授賞式は現地時間の2月24日(日本時間25日10時)に行われる予定だ。Todd Wawrychuk / © A.M.P.A.S.
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