いわゆるハリウッドのメジャー・スタジオ製作ではない、独立系資本で製作された映画が対象のインディペンデント・スピリット賞が、今年もアカデミー賞授賞式前日の23日に発表され、『JUNO/ジュノ』が作品賞、主演女優賞、第1回脚本賞の3部門を受賞した。監督賞は『潜水服は蝶の夢を見る』のジュリアン・シュナーベル。主演男優賞は『THE SAVAGES(原題)』のフィリップ・シーモア・ホフマン。同作は脚本賞も受賞(タマラ・ジェンキンス)。助演女優賞は『アイム・ノット・ゼア』のケイト・ブランシェット、助演男優賞は『Talk To Me』(原題)のキウェテル・イジョフォーに輝いた。アンサンブル演技賞にあたるロバート・アルトマン賞は『アイム・ノット・ゼア』、外国映画賞はアイルランド映画の『ONCE ダブリンの街角で』が受賞した。授賞式で最も注目を集めたのは、主演女優賞をエレン・ペイジに譲ったアンジェリーナ・ジョリー(『マイティ・ハート/愛と絆』)。ブラッド・ピットと共に出席した彼女はぴったりとした黒のドレス姿。腹部はふっくらとしていて、かねてからの妊娠のうわさを言外に肯定した形になった。アンジー妊娠説は1月から流れていたが、現時点でも公式の声明は発表されていない。インディペンデント・スピリット賞で授賞式に出席したブランジェリーナ。双子妊娠説もささやかれているが…?© Splash/AFLO