ダーレン・アロノフスキー監督の『ブラック・スワン』でバレリーナを演じたウィノナ・ライダーが、主演のナタリー・ポートマンに撮影中の態度を詫びるメッセージを送ったと明かした。わがままなプリマドンナを演じながら、彼女が思い出したのは初恋の人だという。ウィノナの演じた役はナタリーの役に対して意地悪な態度を取り続ける設定。彼女は「撮影が終わった後、ナタリーに『撮影中に酷いことを言い続けてごめんなさい』とメッセージを送ったの」と言う。撮影で印象に残っているのは最終日に撮った、楽屋をめちゃくちゃにするシーンとのこと。「私の最初のボーイフレンドのことを思い出したわ。何でも壊す人だった。18歳のときって、全てがドラマティックなのよ。当時、私も真似をしてエビアンのボトルを投げたりしたけど、うまくいかなくて、彼に笑われたわ」。ちょっと気になるのは、話題に登場するウィノナの最初のボーイフレンドのこと。彼女が18歳のときに付き合っていたのはジョニー・デップなのだ。以前のインタビューでウィノナは「初めて本当のキスをしたのも、恋人になったのも、婚約したのもジョニー」と語っていた。名前こそ出さなかったが、20年近く前の初恋はいまも鮮明な記憶として残っているようだ。© REUTERS/AFLO