先週末からボスニア・ヘルツェゴビナの首都サラエボ、ハンガリーのブダペストを歴訪し、次回作の製作準備を進めていたアンジェリーナ・ジョリーだが、実はこの作品で監督・脚本を手がけることが明らかになった。イギリスの製作会社「GK Films」が発表したプレスリリースによると、プロデューサーも兼任するアンジーはこの作品に出演はせず、「キャストは旧ユーゴスラビア出身者を採用する予定」だという。タイトル未定の作品はボスニア・ヘルツェゴビナ紛争(1992〜95年)勃発前夜に知りあったセルビア人男性とボスニア人女性のその後を描いた恋愛映画。撮影時期は今秋とも言われているが、GK Filmsは現時点ではクランクインの時期は未定としている。ちなみにGK Filmsはアンジーがジョニー・デップと共演した『ザ・ツーリスト』(原題)の製作会社でもある。