アカデミー賞を選考、決定する映画芸術科学アカデミーが毎年恒例の新規会員招待状を178人の映画関係者に送った。一昨年、『おくりびと』がアカデミー外国語映画賞を受賞した日本の滝田洋次郎監督も含まれている。そのほかには本年度作品賞受賞の『英国王のスピーチ』のトム・フーパー監督、『ソーシャル・ネットワーク』で脚色賞受賞のアーロン・ソーキン、『キッズ・オールライト』のリサ・チョロデンコ監督、『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』のジョン・キャメロン・ミッチェル監督をはじめ、脚本、撮影、美術、衣装、音響、プロデューサーなど映画製作に欠かせない各分野の人材が選出されている。俳優ではビヨンセ、最新主演作『ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越える』が全米大ヒット中のブラッドリー・クーパー、『ブラック・スワン』のヴァンサン・カッセル、『ハリー・ポッター』シリーズのロビー・コルトレーン、ジェラルド・バトラー、先ごろ来日直前に成田空港で強制退去処分になったラッセル・ブランドなどなど。『ソーシャル・ネットワーク』のジェシー・アイゼンバーグや『ブラック・スワン』のミラ・クニス、ミア・ワシコウスカやジェニファー・ローレンス、エレン・ペイジ、デヴィッド・フィンチャー監督の『ドラゴン・タトゥーの女』に主演しているルーニー・マーラなど才能ある若手も勢揃い。彼らが招待を受ければ、現在約6,000人いる映画芸術科学アカデミー会員となり、毎年開催されるアカデミー賞の候補作および授賞作決定のための投票権を得る。写真は『ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越える』に出演するブラッドリー・クーパー。© Splash/AFLO
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