『ブラック・スワン』のミラ・クニスが、自分と同世代のアメリカの若者が政治に関心を持っていないことにフラストレーションを感じると語った。オバマ米合衆国大統領の熱烈な支持者として知られるミラはイギリスの「Stylist」誌のインタビューで、政治に無関心な若者たちについて「あれだけたくさんの情報に接する機会に恵まれているのに、どうして誰もそれを活用しないの? FoxニュースやCNNを見なくてもいい。政党に参加しなくてもいい。ただ、読書するだけでいいのに。私と同世代の人たちは本も新聞も読んでいないように思えるんだけど」と焦燥感をあらわに語った。「ニュースを知ろうとしなければ、とんでもなく情報弱者になるのも当然」と手厳しい発言を続けるミラは「私だったら、オバマに投票した理由について何時間でも話せるわ。彼の政策で賛成する点と反対する点についてもね」と語り、次のように結んだ。「世界で何が起きているのか学ぼうとしないなんて、信じられない。自分の子供たちの世代がそのために苦しむことになるのに」。© Rex Features/AFLO