過去最高の65作品が集まった今年の外国語映画賞。『戦場でワルツを』、『バーダー・マインホフ 理想の果てに』といった有力な競合作品を抑えて、見事、栄冠に輝いた『おくりびと』の滝田監督は、感激の面持ちでオスカー像を受け取り、「この映画で助けていただいた方々みなさまに感謝します。私がこの場に来られたのもこの映画のおかげです。これが私にとって新しい旅立ちとなります。I will be back(また戻ってきます)!」と感謝の気持ちを口にした。滝田監督に促され、本木さんと共演の広末涼子、余貴美子も一緒に登壇。本木さんは万感胸に迫るといった表情。彼の妻の役を演じた広末涼子も笑顔で余さんと共に快挙を喜んでいた。