最新主演作『ソルト』のプロモーションで現在ヨーロッパ滞在中のアンジェリーナ・ジョリーが、パキスタンの洪水被災者に10万ドルを寄付していたことが明らかになった。パキスタン北西部では7月下旬から豪雨が続き、インダス川流域で国土の5分の1が泥水にのみこまれる大洪水が発生し、3週間で約2,000万人が被災し、犠牲者は1,600人を超えている。11日には国連が緊急支援を呼びかけたが、なかなか目標額の4億6,000万ドルに達せず、17日にはパキスタンの国連大使が再度支援を訴えていた。『ソルト』のパリ・プレミア後のガラ・パーティに出席していたUNHCR関係者によると、UNHCR親善大使でもあるアンジーは、数百万人の子供が汚染された水が原因でコレラや赤痢といった伝染病に罹る危険がある窮状を知り、遅々として進まない支援活動を少しでも助けようと、寄付を行ったという。