米経済誌「フォーブス」が、毎年恒例の「最も稼いだハリウッド女優トップ10」を1日に発表、1位にアンジェリーナ・ジョリー、2位には彼女のパートナーであるブラッド・ピットの元妻、ジェニファー・アニストンが選出された。2008年6月から2009年6月の1年間が対象となる期間で、その間に2,700万ドルを稼いだアンジーがトップに輝いた。『ウォンテッド』、『チェンジリング』と2本の主演映画が公開され、特に世界中で大ヒットとなった『ウォンテッド』の興収、そして春から撮影の始まった新作『Salt』(原題)の出演料の前払い分などから試算されたもの。2位のジェニファーは主演作『マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたこと』のヒットやTVシリーズ「フレンズ」の印税収入、CM出演料などで2,500万ドルを稼いでいる。3位は『マンマ・ミーア!』が大ヒットし、『ダウト −あるカトリック学校で−』でオスカー主演女優賞候補にもなったメリル・ストリープ(2,400万ドル)、4位は映画版『セックス・アンド・ザ・シティ』が大ヒットとなったサラ・ジェシカ・パーカー(2,300万ドル)、5位はキャメロン・ディアス(2,000万ドル)、6位は同額でサンドラ・ブロックとリース・ウィザースプーン(1,500万ドル)、8位も同額でニコール・キッドマンとドリュー・バリモア(1,200万ドル)、そして10位にレニー・ゼルウィガー(1,000万ドル)が選出された。ちなみに、先に発表された「最も稼いだ男優トップ10」1位のハリソン・フォードが稼いだ額は6,500万ドル。10位のジョニー・デップの稼いだ額が、女優1位のアンジーと同じ2,700万ドル。ハリウッドの男性優位はまだまだ続きそうだ。新作『Salt』の撮影現場でのアンジェリーナ・ジョリー。© Splash/AFLO