ブラッド・ピットに続いて、アンジェリーナ・ジョリーも新作出演の話が決まりそう。それも何と、スパイ映画で主演のトム・クルーズの代役だという。バラエティ誌によれば、トム主演で以前から企画が進められていた『Edwin A. Salt』(原題)からトムの降板が決まり、現在タイトル・ロールである主人公を女性に書き換える作業中だという。『Edwin A. Salt』はロシア工作員であるという嫌疑をかけられたCIAエージェント、ソルトが自らの潔白を証明しようとするストーリーで、監督は『ボーン・コレクター』でアンジーと組んだフィリップ・ノイス。『リベリオン』、『ウルトラヴァイオレット』のカート・ウィマーが脚本のリライトにあたっている。少し前からトム降板のうわさはあり、ウィル・スミスが代役を務めると報じられたが、先月スタジオ側が否定したばかりだった。降板の理由としては、ソルト役が『ミッション:インポッシブル』シリーズでのトムの当たり役、IMFエージェントのイーサン・ハントとかぶるからという説もある。トムは11日には、カメオ出演したベン・スティラー監督の『トロピック・サンダー/史上最低の作戦』のプレミアにケイティ・ホームズと一緒に出席(写真)。ベンや共演者のマシュー・マコノヒー、ニック・ノルティらと笑顔で会話していて、すっかり吹っ切れている様子だった。© Getty Images/AFLO