日本で2003年に劇場公開され、大ヒットを記録した『インファナル・アフェア』。練りに練られ、最後まで予想のつかないストーリーは世界中の映画ファンを魅了し、レオナルド・ディカプリオ×マット・デイモン主演でハリウッドリメイクが決まったことも記憶に新しい。本作は当初からパートIとパートIIIの制作が企画され、Iの撮影途中にIIの構想が生まれたという、3作あわせてはじめて全貌がわかるという壮大なトリロジーである。そしてその待ちに待ったパートIIIがGWついに公開。衝撃的な結末が明らかになる。公開を週末にひかえた12日、トニー・レオンとともに主演を務めるアンディ・ラウほか監督、脚本を手掛けたスタッフが揃って来日した。
3年前、『ザ・ロイヤル・テネンバウムズ』で日本でもその名を知られるようになったウェス・アンダーソン監督の新作『ライフ・アクアティック』が届いた。大の飛行機嫌いでヨーロッパにも船で行くというウェス・アンダーソン監督だが、本作のプロモーションで記念すべき初来日となった。
恋をすると鬼の王・阿修羅に生まれ変わってしまう宿命を背負った女、つばき。“鬼殺し”の異名とっていた人気舞台役者、病葉出門。ふたりの悲しくも運命的な恋物語、『阿修羅城の瞳』がまもなく公開となる。本作は高い評価を獲得している同名の舞台を差新のSFXとオールスターキャストで大ヒット『陰陽師』シリーズの滝田洋二郎監督が映画化したもの。かつてない豪華絢爛アクション・エンタテインメントとしてスクリーンに蘇る。公開に先立って行われたプレミア試写会には宮沢りえ、市川染五郎をはじめ、キャスト・監督が集結した。
ストリートセンスに貫かれたエッジな作風とジャンルレスな活動で、数多くのファンを惹きつけるカリスマ漫画家・井上三太。過去、何度も映画化の噂があっては消えていた、彼の伝説的な過激コミック「隣人13号」が、数々のPV・CMを手掛ける井上靖雄の手によってついに実写映画化。公開を目前に控えた3月22日(火)、スペースFS汐留にて特別試写会が開催され、上映前の舞台挨拶に出演者、監督が登壇した。
乙一原作の話題作、『ZOO』が3月19日(土)に公開初日を迎え、都内の劇場にて舞台挨拶が行われた。
3月19日『いぬのえいが』が公開初日をむかえた。本作は“犬のいる生活”をテーマに描かれた全11話からなるオムニバス映画。当日、劇場には本作に出演する伊東美咲と乙葉ほか、メガホンをとった監督たちが各々の短編に出演する犬とともに舞台挨拶に登場した。
『アメリ』のオドレイ・トトゥとジャン=ピエール・ジュネ監督が再びコンビを組んだ。それだけでも期待が高まるが、今回のテーマは第一次世界大戦である。戦争映画というと派手な戦闘シーンや男くさい人間ドラマになりがちだが、ジュネ監督の手にかかると重い題材を扱いながらも不思議なミステリー・ロマンスに仕上がった。日本での公開を翌日に控えた3月11日、ジャン=ピエール・ジュネ監督と、オドレイ・トトゥの相手役を演じたフランス期待の正統派美形俳優ギャスパー・ウリエルが急遽来日し、公開直前会見を行った。
「さゆり(Memoirs of a Geisha)」をスティーブン・スピルバーグの総指揮で映画化した『SAYURI』が1月にクランクアップし、日本でのロケを終えたばかりのメンバーが世界初となる記者会見に登壇した。主役の“さゆり”を演じたチャン・ツィイーは残念ながら次の撮影のため欠席となったが、、コン・リー、渡辺謙、桃井かおり、役所広司、ミシェル・ヨー、工藤夕貴、大後寿々花らの出演者と、ロブ・マーシャル監督に製作のダグラス・ウィッグ、ゲイリー・バーバーも加わって会場は華やかな雰囲気につつまれた。
2005年はムシがくる!? ということで、映画界には早くもそのブームがきているようだ。原作・永井豪(「デビルマン」)、監督・河崎実(『いかレスラー』)、宣伝プロデューサー・叶井俊太郎(トルネード・フィルム代表)という最強の製作陣が送る、その名も『兜王ビートル』の撮影現場に潜入してきた。
20歳で王となり、10年で世界を征服。謎に包まれたアレキサンダー大王の一生を、あのオリバー・ストーンが映像化。主演に若手の演技派コリン・ファレルを迎え、アンジェリーナ・ジョリー、アンソニー・ホプキンスら共演陣も豪華に、総製作費200億円という大スケールで綴った歴史スペクタクル『アレキサンダー』。1月13日、来日を果たしたオリバー・ストーン監督とコリン・ファレルが記者会見に臨み、映画に注いだ熱い想いを披露してくれた。
『スパイダーマン』シリーズのサム・ライミ監督に「こんなに怖い映画は観たことがない!」と言わしめた『THE JUON/呪怨』。日本人監督初の全米No.1という快挙を成し遂げた本作の公開に合わせて主演のサラ・ミシェル・ゲラーが来日し、清水崇監督、一瀬隆重プロデューサーとともにスリーショット会見を行った。
この冬、1本の歴史的ミュージカルがスクリーンに登場した。「キャッツ」「エビータ」「スターライト・エクスプレス」など、誰もが一度は名前を聞いたことのあるようなヒット作を立て続けに世に送り続けてきた天才作曲家、アンドリュー・ロイド・ウェーバー。世界中で8000万人動員を記録している代表作を、自身のプロデュースにより映画化した作品が『オペラ座の怪人』だ。
記憶を失った男の“自分探し”を描き、世界中で大ヒットした『ボーン・アイデンティティー』。あれから2年、前作に続き冷徹なスパイ、ジェイソン・ボーンを演じたマット・デイモンが日本に帰ってきた。