スティーヴン・スピルバーグ、ハリソン・フォード、ジョン・ハート、ジム・ブロードベント…錚々たるメンバーが目の前に!17日に催された『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』前夜祭パーティでのヒトコマ。カンヌでは1日にいくつもパーティが開かれるけど、セレブたちは顔を出すだけですぐに帰ってしまうし、残っていてもガードがかたくて私のような下々の者は話も出来ないことがほとんど。でも、このインディ・パーティでは気軽に周囲と歓談していたから、逆に面食らってしまった。とはいえ招待客はみんなハリソンやスピルバーグと話したいから、人垣が出来ちゃって近づくのが大変。すると、そばにいた大柄なおじさんが「わざわざ日本から来たの? だったらもっと前に出なくちゃ! ハリソンは良い人だから話しかけるといいよ」と言って、私のことを引っ張ってくれた。その後も、随分気を遣ってくれ「良いおっさんだなあ」と思い、しばらくの間おしゃべりしていたが、実はこのおじさん、今回インディの相棒・マックを演じている英国の俳優レイ・ウィンストンだった。す、すまん! だって、『ベオウルフ/呪われし勇者』や『ディパーテッド』のときより太ってて(貫禄があるともいう)、気のいいおっさんにしか見えなかったんだもん。でも、おかげでいい写真が撮れました。ありがとね、レイ。(text/photo:Ayako Ishizu)カンヌ国際映画祭特集http://www.cinemacafe.net/fes/cannes2008/