おんぼろのルーチェに乗って博多から始まった、躁の花ちゃんと鬱のなごやんの珍道中。やがて、鹿児島は指宿にたどり着いた2人の胸に去来するものは——。芥川賞作家・絲山秋子の小説を原作に贈る新感覚ロードムービー『逃亡くそたわけ−21才の夏』。本作が10月6日(土)にお膝元の九州で先行公開を迎えた。この公開に際し、主演の吉沢悠、本橋圭太監督が駆けつけ、同6日にばってん城次、7日(日)には中島浩二と九州地区を代表するローカルタレントの2人がMCとして登場。2日間にわたって九州のワーナー・マイカル・シネマズ5館にて舞台挨拶が行われた。
もしも自分の中に、男と女2人の存在がいるとしたら…。そして、もしもその2人が恋に落ちてしまったとしたら——。「クロサギ」や「輪舞曲」など数多くのドラマをヒットに導いてきた平野俊一が、主演に人気絶頂の堀北真希を迎えて贈る初の長編映画『東京少年』。10月4日(木)、100名以上のマスコミが駆けつける中、本作の完成披露記者会見が行われ、平野監督、堀北さん、共演の石田卓也、プロデューサーの丹羽多聞アンドリウが出席した。
取材4日目、今日は栃木で義龍のシーンをメインに撮影が行われる。憲兵に追われる身となった義龍は果たしてどうなっているのか? 義龍は無力感に包まれていた。それまでひたすらに空手に打ち込んできたものの、その空手が実生活では何の役にも立たないのだ──。
いまやアジア最大級の映画のお祭りとなった釜山国際映画祭。そこへついに、あの人が。そう、木村拓哉の登場だ。映画祭サイドでは3年前の『2046』でも木村さんの来場を要請していたが、今回、釜山ロケを行った主演作『HERO』を携え、満を持しての登場となった。
いまなお名曲の数々が歌い継がれる伝説の歌姫、エディット・ピアフの生涯を綴った映画『エディット・ピアフ 〜愛の讃歌〜』。本作の公開を記念して上映劇場の有楽座では、10月6日(土)の本編上映前に、日本を代表するシャンソン歌手である加藤登紀子によるミニライブが行われた。ピアフへの熱い思いを込めて歌われた「バラ色の人生」、「愛の讃歌」に劇場につめかけた満員の観客は酔いしれた。
DREAMS COME TRUEの極上のラブバラード「未来予想図」、「未来予想図 II」。この名曲に綴られた世界観から描いた愛の物語『未来予想図〜ア・イ・シ・テ・ルのサイン〜』が、10月6日(土)に公開初日を迎えた。上映後、主題歌「ア・イ・シ・テ・ルのサイン 〜わたしたちの未来予想図〜」が響き渡り、陶酔している様子の観客たち。映画の世界と一体化し、感動と興奮に満ちた劇場内に、本作に出演した松下奈緒、竹財輝之助、藤井美菜、松坂慶子、石黒賢、蝶野博監督が登場。舞台挨拶が行われた。
ハチャメチャな父親に率いられた上原一家が東京での生活に別れを告げ、沖縄は西表島に移住。この一家、どこに行こうが嵐を呼ばずにはいられないようで…。奥田英朗の同名小説を森田芳光監督が映画化した『サウスバウンド』が10月6日(土)に公開初日を迎え、森田監督に加え、豊川悦司、天海祐希、田辺修斗、松本梨菜が上映前の舞台挨拶に登壇した。
第12回釜山国際映画祭が10月4日夜、韓国・釜山で開幕した。あいにくの雨ではあるが、韓国屈指のビーチとして知られる海雲台のヨット競技場に特設された野外劇場には約5,000人の観客が集まり、会場の前にもスターを一目見ようと多くのファンが詰めかけた。
全米で2006年1月に公開され初登場1位を記録した『リトル・レッド レシピ泥棒は誰だ!?』。従来のイメージを覆す“赤ずきんちゃん”が登場する本作が10月6日(土)に公開を迎え、主人公のレッドの声を担当した上野樹里、オオカミ役の加藤浩次、カエルのニッキー役のケンドーコバヤシに加え、一般公募した“ミス・リトル・レッド”の優勝者、森理沙子ちゃんが登壇し、舞台挨拶を行った。
願いが叶って快晴で迎えた取材3日目。場所は静岡の小山町。神奈川の西に住む筆者の家からは比較的近い。とはいえ極端に本数の少ないローカル線の旅。早朝から出かける。本作のような歴史モノは古い佇まいを残したロケ場所を見つけるのが大変だそうで、どうしても都心からは離れてしまう。だから都心から2時間ちょっとの小山町など「まだ序の口」だと言う。少しビビリつつも抜けるような青い空に感謝だ。いや、いい所だ。駅から車で20分ほどの小高い丘の上には緑が広がる。その中に大正末期に建てられた西洋館があって憲兵隊の分隊所に見立てている。
世間からちょっとズレた、でもどこか愛おしい2人の男と1人の女が贈る、ユルくて温かな恋物語『全然大丈夫』。劇団「大人計画」の結成当初より映像を手がけてきた藤田容介が、同劇団の看板役者のひとり、荒川良々を主演に抜擢した本作は、2008年の正月第二弾公開。10月3日(水)に完成披露試写会が行われ、藤田監督、荒川さん、そして共演の岡田義徳が登壇し、撮影での思い出と感想を語ってくれた。
BIGなサイズの女の子がBIGな夢を掴みとるべくダンス! ダンス! ダンス! 全米を熱狂させ、ミュージカル映画史上最高のオープニング記録を樹立した『ヘアスプレー』。10月20日(土)の公開に先駆け、10月4日(木)に本作のジャパンプレミアが開催され、主人公のトレイシーを演じたニッキー・ブロンスキーと、彼女が憧れる青年・リンク役のザック・エフロン、そして本作の監督・振り付け・製作総指揮を務めたアダム・シャンクマンが出席した。
願いも虚しく雨まじりの曇天。取材の地は埼玉県・蕨の剣道場。交通の便が良くて助かる。しかもすぐそばにコンビニがある!