ショーン・ペンが、妻で女優のロビン・ライト・ペンとの法的の別居を申請していたことが判明した。先月23日、ショーンはカリフォルニア州マリン郡の裁判所に、性格の不一致を理由にロビンとの法律上の別居を申請したという。13回目の結婚記念日の4日前のことだった。彼らが破局の危機を迎えるのはこれが初めてではなく、2007年12月には離婚を申請し、手続きを進めていたが、翌年4月に撤回、復縁していた。2月のアカデミー賞授賞式にも夫妻は一緒に出席し、『ミルク』で2度目の主演男優賞を受賞し、ステージに上がったショーンを客席でロビンが祝福していた。もっとも、このときのスピーチでショーンは妻に対する感謝を述べなかった。2人には法的結婚を前にもうけた18歳の娘と15歳の息子がいるが、スピーチでは子供たちへの感謝もなかった。ショーンは後に感謝の弁は映画に関わった人々に留めるつもりだったと説明している。法的別居とは、法律上は結婚したままだが、結婚生活は事実上破綻している状態。専門家によると、離婚によって生じる金銭面での損失を避けたい場合や、両親の離婚で子供に動揺を与えたくない場合などに、あえて法的別居という手段をとる人々がいるという。Bryan Crowe / © A.M.P.A.S.