今月23日(現地時間22日)に発表される第81回アカデミー賞。2日、ビバリーヒルズのビバリーヒルトン・ホテルで、毎年恒例の行事、オスカー候補者が一堂に会する昼食会が開かれた。『愛を読むひと』で主演女優賞候補となったケイト・ウィンスレットは「受賞しても受賞できなくても、感情的になってしまいそう」と、これが6度目のノミネーションにもかかわらず、素朴な気持ちを吐露。長い低迷を経て『レスラー』で主演男優賞候補に初ノミネートのミッキー・ロークは「(当日は)たぶん席に座ってショーン・ペン(『ミルク』)に拍手を送ってるよ」とライバルにエールを送る余裕を見せた。ショーン・ペンや『レイチェルの結婚』のアン・ハサウェイ(主演女優賞)、スペインから2時間前に到着したばかりという『それでも恋するバルセロナ』のペネロペ・クルス(助演女優賞)、『レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで』のマイケル・シャノン(助演男優賞)など、112名の候補者が出席したが、晴れてカップルで主演賞候補となったブランジェリーナは、『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』と『チェンジリング』と、それぞれ対象作品のプロモーションで日本から帰国直後ということもあり、残念ながら欠席だった。気になるのは主催者側から発表された「今年の授賞式の形式はいままでのものとはかなり違ったものになるでしょう」という予告。詳細は伏せられたままだが、関係者によると、各部門の発表方法に大幅な変化があるらしい。23日の授賞式は目が離せなくなりそうだ。© AFLO