太平洋戦争末期、米軍兵士を処刑した罪で戦争裁判にひとり挑んだ実在の人物、岡田資(たすく)中将の生きざまと家族の絆を描いた『明日への遺言』。主演・藤田まことが渾身の演技を見せる本作がいよいよ3月1日(土)より公開される。これに先立ち、2月25日(月)、堀之内妙法寺の祖師堂にて、藤田さん、原正人プロデューサー、そして岡田中将の息子・陽(あきら)さんの妻、岡田純子さんが追善法要に参列し、映画の完成報告とヒット祈願を行った。
かつての天才卓球少年・ランディの元にFBIから裏社会で開催される卓球大会への潜入捜査の依頼が舞い込む。FBIの標的・フェン——彼こそはかつてランディの父を殺した男だった。最新のCG技術を駆使した卓球シーンに本格カンフーアクション、個性的なキャラクターで魅せる卓球ムービー『燃えよ!ピンポン』が3月22日(土)より公開される。これを記念して、その奇抜なデザインのユニフォームで話題を集める卓球プレイヤー・四元奈生美が本作の応援団長に就任。その就任記者会見が2月25日(月)に行われた。
レッドカーペットの主役は言うまでもなく、華麗なドレスを身にまとった女優たち。しかし、男性陣も控えめながら、この大舞台のためにそれぞれこだわりのタキシードでキメていた。
ふとしたはずみに落としてしまった携帯が明治時代の男性の手元に届いた。平成と明治、100年の時を超えて出会った2人が紡ぐ、切ない恋心を描いた『東京少女』。本作が2月23日(土)に初日を迎え、主演の夏帆を始め、佐野和真、福永マリカ、秋本奈緒美、近藤芳正の出演陣と小中和哉監督、そしてプロデューサーの丹羽多聞アンドリウが舞台挨拶に登壇した。
最後に、フォーマルの定番といえばブラック。誰にでも似合いハズレが少ないというのも、女優たちがこのビッグイベントに黒いドレスを選ぶ理由かもしれない。もちろん、華やかなアクセサリーをプラスしたり、デザインで差をつけたりして、それぞれの個性をアピールするのがハリウッド流。
バリエーションが豊富なグリーンのドレスもレッドカーペットではおなじみ。同じグリーンでも色味や生地によっては全く違う印象を与えるため、個性を主張したい女優に好まれる色かもしれない。
ニューヨークの街に迷い込んだおとぎの国のお姫様が巻き起こす、全く新しいファンタジー『魔法にかけられて』。アニメと実写、さらにパロディやミュージカル満載の、このディズニー話題作が3月14日(金)より公開される。これに先駆けて、2月24日(日)、“誰もがプリンセスになれる!”をコンセプトに、本作の親子プリンセス試写会が行われた。上映後には、かわいらしいプリンセスのドレスをまとった2歳から6歳までの女の子21名によるファッションショーを開催。さらにゲストとして黒沢かずこ、村上知子、大島美幸(森三中)が登場した。
今年はダークカラーのドレスが多い中、ひときわ目を引くホワイトや煌くシルバーのドレスで視線を集めた女優もいた。
第80回アカデミー賞レッドカーペットで、赤に続いて目を引いたのは女優の魅力を最大限に引き出すパープルやネイビー。個性的なダークカラーは、ドレスに負けない存在感をもった女優だからこそ着こなせる色だ。
第80回アカデミー賞授賞式が2月25日(月)(日本時間)に開催され、レッドカーペットには華麗なドレスを身にまとった女優たちが次々登場し、ファッションショーさながらの美の競演が注目を集めた。
大岡昇平の「ながい旅」を原作に、戦後のアメリカ占領下での一人の日本人の誇り高き戦いと、彼を支え続ける家族の姿を描いた『明日への遺言』が3月1日(土)に公開初日を迎える。2月22日(金)に本作の特別試写会が開催。小泉尭史監督に富司純子、加藤隆之、近衛はなのキャスト陣、本作の主題歌を歌う森山良子、さらにスペシャルゲストとして、本作に強い感銘を受けたという眞鍋かをりも駆けつけ、舞台挨拶が行われた。
4部門ノミネートのうち、編集賞を逃してしまったコーエン兄弟だが、脚色賞に続き、監督賞、作品賞を受賞し、3冠という快挙。また作品全体でも7部門ノミネートのうち、この3冠に加え、助演男優賞(ハビエル・バルデム)の4冠に輝いた。一方、最多8部門にノミネートされていた『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』は残念ながら主演男優賞(ダニエル・デイ=ルイス)のみの受賞。『ノーカントリー』が今年のアカデミーを制した形となった。
主演男優賞は『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』のダニエル・デイ=ルイス。1990年の『マイ・レフトフット』(主演男優賞受賞)に続くアカデミー賞受賞となった。また、1994年の『父の祈りを』、2003年の『ギャング・オブ・ニューヨーク』でも主演男優賞にノミネートされている。