シリーズ開始当初からニューヨークでのロケにこだわり、シティーホールやセントラル・パークといった有名スポットから知る人ぞ知るストリートまで、ニューヨークならではのロケーションがドラマ内に登場。2004年には、撮影場所として頻繁に使用されていた道が、ドラマに因んで“ロー・アンド・オーダー通り”と名づけられるという記念すべき出来事もありました。そんな中、ニューヨーク市は2005年から“MADE IN NY”キャンペーンを立ち上げ、ニューヨークで撮影される映画やドラマの支援を開始。市に800億円以上もの経済効果をもたらしたとも言われる「ロー・アンド・オーダー」は、市より“MADE IN NY”の称号を公式に与えらました。同じく“MADE IN NY”の認定を受けているドラマには、みんな大好き「SEX and the CITY/セックス・アンド・ザ・シティ」やジョシュ・デュアメル、アマンダ・セイフライドが出演していたこともある昼メロ「オール・マイ・チルドレン」なども。ちなみに、「セックス・アンド・ザ・シティ」でミスター・ビッグとミランダを演じていたクリス・ノースとシンシア・ニクソンは、「SATC」から遡ること8年前に「ロー・アンド・オーダー」のシーズン1でも共演しています。
クリスやシンシアに限らず、ニューヨークを拠点に活躍する俳優たちが“MADE IN NY”のドラマに馴染み深いのは当然のこと。「ニューヨークと言えばこの監督!」とも言うべきウディ・アレン監督作品で常連の名女優ダイアン・ウィーストは、地方検事役で「ロー・アンド・オーダー」にレギュラー出演。ニューヨーク出身のフィリップ・シーモア・ホフマンやクレア・デインズ、ローラ・リニーも本作のゲスト出演組です。