ついに完成した『セックス・アンド・ザ・シティ』のワールド・プレミアが12日、ロンドンのレスター・スクエア・オデオンで開催され、サラ・ジェシカ・パーカーら主演女優4人が勢ぞろいした。キム・キャトラルはヴィヴィアン・ウエストウッドの赤のドレス、シンシア・ニクソンはカルバン・クラインの黒いロングドレス、クリスティン・デイヴィスはフューシャ・ピンクのヴィンテージ・ドレス、と各々が演じるキャラクターに合った装いで登場。不仲説も流れる4人だが、全員仲良く手をつないでレッドカーペットを歩く姿も披露した。アレクサンダー・マックイーンの薄緑色のドレスに花と蝶をあしらった個性的なハットをかぶったサラ・ジェシカは「キャリア面では過去10年間は人生最高だったわ」と、大ヒットシリーズへの参加とその映画化の確かな手応えを感じている様子だった。ところで、『SATC』といえばニューヨーク。ロンドンでのワールド・プレミア開催に疑問の声も上がっているが、ロンドンとベルリンでは小規模のプレミアをやって、ニューヨークでは5月30日の全米公開直前に盛大にプレミアを行う予定だという。日本では8月に公開予定。レッドカーペットに仲良く登場した4人。左からクリスティン・デイヴィス、シンシア・ニクソン、キム・キャトラル、サラ・ジェシカ・パーカー。© AFLO