【東京国際映画祭レポートvol.18】「気持ちを素直に表現して」新垣結衣『恋空』
1,600万というアクセスを誇る携帯小説「恋空」。著者自身の体験をもとに執筆された本作が映画化され、11月3日(土)に公開される。映画にドラマにCMに、と各方面での活躍が目覚ましい新垣結衣と三浦春馬を主演に迎えた『恋空』が特別招待作品として10月23日(火)に上映され、この主演の2人に加え、新垣さん扮する美嘉の父親役の高橋ジョージと今井夏木監督が舞台挨拶を行った。
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「とても温かい作品になったので、何か感じて帰っていただけたらと思います」と作品の仕上がりに自信を見せた新垣さん。東京国際映画祭での上映について、「日本だけに留まらず世界中の方に見ていただける滅多にない機会だと思うので、すごく嬉しいです」と喜びのコメント。本作については「この作品の説明をするときに、悲しい内容というか、美嘉に降りかかってくる事件(いじめや妊娠)がどうしてもキーワードとして出てくるんですけれども、それだけじゃなくて、恋人や家族、友達がどれだけ美嘉のことを支えてくれていたか、その温かさが伝わってくる作品になったので、そこが魅力だと思います」と説明してくれた。また、11月3日(土・祝)の公開に向けて、「この作品で、私はだれか家族、友達、大切な人に、気持ちを素直に表現することがどれだけ大事かということを学びました。何も言わないでも分かり合ってるというのもステキですけど“ありがとう”とか“ごめんね”とか“好きだよ”とか、そういう気持ちを全部、思ったときに素直に口に出した方が、相手も幸せな気持ちになってくれるし、それを返してくれれば自分も幸せな気持ちになれます。ぜひ何か感じて、誰かに優しくできるようになってくれたら嬉しいなと思います」とメッセージを贈ってくれた。
美嘉の父を演じた高橋さんは、通訳さんが訳している間(国際映画祭のため、英語通訳が入る)、身振り手振りで調子を合わせ会場を笑わせた。「まず観てもらいたいのは結衣ちゃんと春馬くんの、本当に人間としてピュアな部分がスクリーンに出ているところ。内容はこの2人の物語、恋の物語ですけれども、いま崩壊しつつある“家庭”というものの中で、いかに親が子供の恋愛を影で支えていくのか、というところもポイントです」と、“父親”の視点から観た本作をアピール。「これまでいろんな業界の人と仕事してきましたが、結衣ちゃんも春馬くんも本当にピュアなんですよ。本当にビックリするほど、芸能人らしくなくて。そのピュアな気持ちをいつまで持っていられるのかな、というのはありますけど(笑)、純粋無垢な2人がスクリーンに映っているってだけでもう、反応しちゃいます。号泣しちゃいます」と主演の2人を絶賛した。
美嘉の初恋の相手であり、美嘉との愛を育みながらも突然姿を消すヒロを演じた三浦さん。「この映画には思いやりの気持ちがたくさん含まれていると思うので、観終わった後に、みなさんの大切な人を思いやる気持ちを大きく、濃くして帰っていただければいいなと思っています」と挨拶。「自分の大切な人を思ってすぐに行動する、できるということはすごく勇気がいることです。でもそれが一番大切なことなんじゃないかな、と感じさせられた作品です」と本作への出演で学んだことを説明してくれた。
今井監督も高橋さん同様に主演の2人を絶賛。「本当に結衣ちゃんと春馬くんがきらきらしたステキな映画になった」と自信を覗かせた。原作者の美嘉さんにも会ったそうで「本当に控えめな方で、この映画に関して何か注文とかいうことは全くなかったんで、その様子を見ていてむしろ、彼女の気持ちが本当にいっぱいつまった本なので、その気持ちを大事にしながら撮らないといけないな、という気持ちを強くしました」と語ってくれた。
『恋空』は11月3日(土・祝)より全国東宝系にて公開される。
「東京国際映画祭特集」
http://blog.cinemacafe.net/tiff2007/
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