これは載せないと! 賞取り予想と結果を忘れていたわ。そしてあたしは帰国早々、ビックリの結果を目撃! とりあえずはあっぱれ日本!カンヌ映画祭の会期中は、日刊で出している「Screen」誌カンヌ特別号が、毎日コンペティションのパルムドール予想をするの。いろんな媒体のジャーナリストが、試写を見た後で5段階評価をつけるの。それの総合得点でパルムドールはどれに輝くかを予想するってわけ。いわば星取り評価なんだけどね。これらの評価が下馬評と合わさって、現地ではみんなで予測をしているのよ。まずは閉会式直前までの予想ね。前半戦では『4Luni,3 Saptamini Si 2 Zile』がトップだったけど、最終的に最高得点を記録したのはコーエン兄弟の『ノー・カントリー・フォー・オールドメン(原題)』。またジュリアン・シュナーベルの『潜水服は蝶の夢を見る(仮題)』もなかなかの評価で、注目を集めていたわ。ちなみにこの星取り、コンペ以外の作品にもおまけで評価をつけているんだけど、コンペ外の最高得点はマイケル・ムーア監督の『シッコ』。これは納得かもね。そして日本時間では昨夜深夜に発表された第60回カンヌ国際映画祭コンペティション部門授賞式。ムービープラスでの中継はごらんになった? 結果は以下の通りよ。パルムドール:『4Luni,3 Saptamini Si 2 Zile』グランプリ:『殯の森』最優秀監督賞:ジュリアン・シュナーベル(『潜水服は蝶の夢を見る(仮題)』)最優秀男優賞:コンスタンティン・ラヴロネンコ(『ザ・バニッシュメント(原題)』)最優秀女優賞:チョン・ドヨン(『シークレット・サンシャイン(原題)』)60周年記念賞:『パラノイド・パーク(原題)』(ガス・ヴァン・サント)やったね! 殯(もがり)チーム、おめでとうございます!!cinemacafe.net WORLD TOUR 第60回カンヌ映画祭レポートはこちら! http://www.cinemacafe.net/fes/cannes2007/