エリート商社から一転、恋人の実家である築地魚河岸の仲卸の世界に飛び込んだ男の奮闘と成長を描いた人気コミック「築地魚河岸三代目」(小学館)。築地市場を舞台に、主人公の悪戦苦闘を魚河岸の世界ならではの人情ドラマを交えて描き、話題を集めているこの本作がついに映画化される。12月12日(水)、本作の製作発表記者会見が行われ、築地市場内で開かれる会見としては初となる貴重な場にキャストの大沢たかお、田中麗奈、森口瑤子、伊東四朗そして監督の松原信吾が揃った。
2005年に公開された故・実相寺昭雄監督の『姑獲鳥の夏』に引き続き、京極夏彦の人気シリーズを原田眞人監督が映像化。「京極堂(百鬼夜行)」シリーズ第2弾『魍魎の匣(もうりょうのはこ)』が12月22日(土)より公開される。本作の完成報告記者会見が12月11日(火)に行われ、原田監督を始め主演の堤真一に阿部寛、椎名桔平、宮迫博之(雨上がり決死隊)、田中麗奈ら俳優陣、そして京極夏彦が出席した。
京極夏彦の人気シリーズの中でも、高い人気を誇りながらも映像化不可能と言われていた小説「魍魎の匣」を原田眞人監督が完全映画化。ちょうど1年前に製作が開始された映画『魍魎の匣』がついに完成し、12月11日(火)にジャパンプレミアが開催された。上映前の舞台挨拶に原田監督、そして堤真一を始め椎名桔平、阿部寛、黒木瞳、田中麗奈、宮藤官九郎、柄本明、寺島咲、谷村美月ら出演陣、そして原作者・京極夏彦の総勢11名が登壇した。
ディズニーが贈る最新アニメーションにして、ディズニー史上初めて“未来”を舞台としたことでも話題を集めている『ルイスと未来泥棒』が12月22日(土)より公開される。ちなみに今年2007年はウォルト・ディズニーが初の長編アニメーション『白雪姫』を発表してからちょうど70周年の記念の年。そこでこれを記念して12月10日(月)に『ルイスと未来泥棒』と『白雪姫』を2本立てで上映するプレミア試写会が開催された。上映前の舞台挨拶に、この試写会のプロデュースを手がけ、『ルイスと未来泥棒』日本語吹き替え版にも参加している歌手の小林幸子、本作の宣伝親善大使であるサイエンスプロデューサーの米村でんじろう、そして漫才コンビの麒麟の2人が登場し、会場は大きな盛り上がりを見せた。
シニカルな笑いで20年にわたってアメリカで広く愛され、日本でも多くのファンを持つTVアニメシリーズ「ザ・シンプソンズ」。このアニメの映画化作品でこの秋、全米で公開されて大ヒットを記録した『ザ・シンプソンズ MOVIE』が12月15日(土)に日本でも公開を迎える。これに先駆けてお台場のシネマメディアージュで日本語吹き替え版試写会が行われ、声優としてカメオ出演を果たしたハリセンボンの近藤春菜と箕輪はるかが登壇した。
2004年10月23日、新潟県中越地方を震源として発生したマグニチュード6.8の地震。“新潟県中越地震”と名付けられたその地震の際、壊滅的な被害を受けた山古志村(現・長岡市)で、多くの被災者を勇気づけた心温まるエピソードを映画化した『マリと子犬の物語』。今年の2月から5月にかけて撮影が行われた本作がようやく初日を迎え、主演の船越英一郎、松本明子、高嶋政伸、小林麻央、宇津井健、広田亮平、佐々木麻緒に柴犬のイチ、主題歌を担当した平原綾香、猪股隆一監督が舞台挨拶を行い、その感動を観客を分かち合った。
世界中から愛された偉大なるアーティスト、ジョン・レノンがこの世を去ってから27年。歴史に深く刻み込まれた、彼の殺害事件を初めて映画化した『チャプター27』が12月15日(土)より公開される。それに先駆け、ジョンの命日にあたる12月8日(土)、彼をリアルタイムで知らない20代の若者に向けてトークイベントが開催され、ゲストとして、タレント・放送プロデューサーのデーブ・スペクターと音楽、映画など幅広いジャンルで活躍するプロデューサー、立川直樹が登壇した。
1979年10月26日、パク・チョンヒ韓国大統領が暗殺された。この事件の裏側を描いた『ユゴ〜大統領有故〜』。韓国では公開直前に大統領の遺族が名誉毀損での訴えを起こし、一部削除された状態で公開。現在も係争中ということでも話題を呼んでいる本作。日本では無修正完全版で12月15日(土)より公開されるが、これに先駆けて監督のイム・サンス(写真右)、プロデューサーのシン・チョルが来日し12月6日(木)に記者会見が開かれた。
アジア、アフリカの子どもたちに学校を贈ることを目的に、故ジョン・レノンのパートナーであったオノ・ヨーコの呼びかけで始まった「Dream Power ジョン・レノン スーパー・ライヴ」が今年で第7回を迎える。今年はジョンの命日である12月8日(土)に、生前のビートルズ時代に日本で唯一ライヴを行った日本武道館で開催される。これに先駆けて12月6日(木)に記者会見が行われ、ヨーコさんのほか今年の参加アーティストである斉藤和義、LOVE PSYCHEDELICOのKUMIとNAOKI、そして今回朗読で参加する女優の樹木希林が出席した。
1990年にイギリスで放映された「ミスター・ビーン」。英国紳士の外見とは裏腹なキテレツキャラ&ブラックジョーク連発の本ドラマは日本でも放映され(しかもNHKで!)高視聴率を記録。1997年には劇場版『ビーン』も製作された。セリフはなく、全身を使ったおかしな身振りと顔芸で人気となった主役のミスター・ビーンことローワン・アトキンソンが『Mr.ビーン カンヌで大迷惑?!』 のプロモーションで緊急来日。12月4日(火)に開催された試写会で舞台挨拶を行った。
誰もいなくなった未来のニューヨークを舞台に、ひとり取り残された男の孤独な戦いを描いた、ウィル・スミス主演『アイ・アム・レジェンド』。12月4日(火)の来日記者会見に続き、5日(水)に本作のジャパンプレミアを開催。ウィル、フランシス・ローレンス監督、製作・脚本を手がけたアキバ・ゴールズマンの3人が揃ってレッドカーペットに登場し、会場に集まったファンへのサインや記念撮影に応えた。
アカデミー賞監督賞を受賞した『ブロークバック・マウンテン』のアン・リー監督が、次に選んだ作品は、監督自身が長年敬愛していたという作家、アイリーン・チャンの同名小説の映画化だった。今年9月に開催されたヴェネチア国際映画祭で金獅子賞(グランプリ)を受賞した『ブロークバック・マウンテン』を引っさげて、監督、主演のタン・ウェイ、ワン・リーホンが来日し、12月4日(火)に記者会見を行った。
人間になりたいさかなの子・ポニョと少年・宗介が贈る心温まる物語『崖の上のポニョ』。来夏公開の、このジブリ最新作から誕生した主題歌「崖の上のポニョ」(ヤマハミュージックより発売中/1,000円<税込>)の発表記者会見が、12月3日(月)に宮崎監駿督のアトリエにて行われ、監督はじめ、作曲を手がけた久石譲、そして同曲のために結成された新ユニット“藤岡藤巻と大橋のぞみ”が出席した。