6日夜、ヴェネチア国際映画祭はダーレン・アロノフスキー監督、ミッキー・ローク主演のアメリカ映画『ザ・レスラー (原題)』をグランプリである金獅子賞に選んだ。
5日、コンペティション参加作21本の最後を飾るダーレン・アロノフスキー監督『ザ・レスラー (原題)』が上映され、主演のミッキー・ロークが大喝采を浴びた。
映画祭も終盤。日本映画が一歩リードしていたコンペに強力なライバルが現れた。3日に上映された、ジョナサン・デミ監督、アン・ハサウェイ主演の家族ドラマ『レイチェル・ゲッティング・マリッド』(原題)が、高評価を獲得。
公開前から各メディアがこぞって特集を組み、露出総数は2,000を超え、20もの媒体が表紙で掲載。8月23日(土)の公開開始後もレディースデーで驚異的な動員数を記録し、同時にドラマシリーズ全エピソードを収録したDVD-BOXの予約が殺到するなどまだまだ興奮さめやらぬ『セックス・アンド・ザ・シティ』現象。9月2日(火)にはヘアメイク・アーティストのIKKOを迎えてのトークイベントが開催された。
『アキレスと亀』、『崖の上のポニョ』、『スカイ・クロラ The Sky Crawlers』と日本映画の話題作が続くヴェネチア。しかし日本人の活躍は、邦画だけに留まらない。
9月3日夜、押井守監督の『スカイ・クロラ The Sky Crawlers』の公式上映が行われ、声の出演をした菊地凛子、加瀬亮がレッドカーペットを歩いた。
「スパイダーマン」に「X-MEN」、「ファンタスティック・フォー」など米アメコミ大手、マーベル・コミックの人気作品が次々と映像化されてきたが、ついに最後に残された最強の大物キャラクター「アイアンマン」が映画化! 全米で今年5月に公開されるや3日間で1億ドルを稼ぎ出した『アイアンマン』が9月27日(土)よりいよいよ日本に上陸する。これに先駆け、主演のロバート・ダウニーJr.が15年ぶりに来日。前日の記者会見に続き9月4日(木)に行われたジャパンプレミアに出席した。
遺体を棺に納める“納棺師”という職業に就いた主人公とその周囲の人々のドラマを描いた『おくりびと』。先日まで開催されていた第32回モントリオール世界映画祭において、本作がグランプリを受賞したという嬉しいニュースが飛び込んできたが、これを受けて9月3日(水)に受賞報告会見が急遽開催された。主演の本木雅弘と脚本を担当した小山薫堂が出席し、受賞の喜びを語った。
持ち前の明るさと機転を武器に、“アグリー(=おブス)”なベティがN.Y.の一流ファッション誌「MODE(モード)」編集部で活躍する姿を描いた人気ドラマ「アグリー・ベティ」。このたび、本作のDVDが順次リリースされるのに伴い、木下優樹菜が「アグリー・ベティ」応援隊長に就任。その任命式とプロモーションのための撮影会が9月3日(水)に行われた。
9月1日、短編映画部門が始まり、オープニング作品として、ナタリー・ポートマンの初監督作品『EVE』(原題)が上映された。ナタリーはTシャツにジーンズというカジュアルないでたちで、ほかの短編映画作家たちと共に上映に参加。新人監督ではあるものの、その注目度は当然ながら抜群で、会場に集まった観客、プレスからフラッシュの嵐を浴びていた。
1992年より週刊少年チャンピオン(秋田書店)にて連載され人気を博した曽田正人の漫画を原作に、熱き高校生たちの自転車ロードレースを描いた青春映画『シャカリキ!』。9月6日(土)の公開を目前に控え、同2日(火)、主演の遠藤雄弥、中村優一、鈴木裕樹の「D-BOYS」3人が渋谷をジャック! 映画と、本作のテーマに因んだ自転車通勤・通学によるエコをアピールするイベントを敢行した。
全米では5月2日に公開され、週末の3日間で興行収入1億ドルを突破。公開4か月ですでに3億ドルを超えるメガヒットとなっている『アイアンマン』が、ここ日本でも9月27日(土)にようやく公開される。この公開に先立ち、主演のロバート・ダウニーJr.が来日し、記者会見を行った。その人柄が感じられるようなユニークな受け答えに会場は終始笑いっぱなしだった。
病に倒れた老コックと、彼の料理に魅せられ、仕事を辞めて弟子入りしたシングルマザーの女性。料理を通じて血のつながり以上の強い絆で結ばれる“父娘”の姿を描くハートウォーミング・ストーリー『しあわせのかおり』が10月に公開される。9月2日(火)、本作の完成記者会見が行われ、主演の中谷美紀、藤竜也、田中圭、八千草薫、そして三原光尋監督が出席した。