
A24映画『ベイビーガール』コラボアイテム発売、劇中のハイヒールや犬がモチーフに
「A24」とコンセプトストア「V.A.」によるコラボレーションアイテムが3月8日(土)より限定発売。ニコール・キッドマン主演『ベイビーガール』をモチーフにしたアイテムを店舗とオンラインストアで展開。
知られざる「モーセ作戦」の史実から生まれた感動の叙事詩『約束の旅路』。母と別れ、本当の名前を隠し、ユダヤ人と偽って異国の地に渡った少年の成長と葛藤を描いた本作の原作本が集英社文庫から好評発売中。混迷する世界情勢、民族・差別問題、親と子の絆、そして恋——。ラデュ・ミヘイレアニュ監督自ら書き起こした本著は、アフリカの大地に響き渡る母と子の慟哭を極めて繊細に描き出す。
2006年のヴェネチア国際映画祭で絶賛された黒沢清監督の最新作『叫(さけび)』。これまで、幾度となく“恐怖”を映像化してきた黒沢監督だが、本作では日本の伝統的な“怪談”を参考にした古典的な恐怖に、謎解きの要素を加え、本格的なミステリーという過去にないアプローチで恐怖に迫っている。主演はこれが7作目の黒沢作品出演となる役所広司、共演には小西真奈美、伊原剛志、さらに3年半ぶりの映画復帰となった葉月里緒奈など豪華キャストが顔を揃えた。
先日、仕事で東京ビッグサイト(国際展示場)で行われている「ギフトショー」なるものに行ってきました。食べ物、インテリア、ファッション、コスメなど、さまざまなものをPRするブースが所狭しと並ぶ会場を歩いていると、ひときわ目を惹くガラスケースが。近づいてみるとそれは、ダース・ベイダー卿でした。というか、五月人形でした。というか、やっぱりダース・ベイダー卿で…。つまり、ダース・ベイダーの五月人形なのでした。
売れない女優と挫折した韓国人カーリング選手の恋を軸に、カーリングでの冬季オリンピック出場を目指す彼らの挑戦を描いたスポーツ・ラブコメディ『素敵な夜、ボクにください』。本作が2月24日(土)、公開初日を迎え、主演の吹石一恵をはじめ占部房子、関めぐみ、枝元萌ら共演陣、監督の中原俊が舞台挨拶に登壇した。“カーリング”“韓国”“青森”など様々な要素を持った本作だけに登壇者からは多様な側面からの作品に対するコメントが聞かれた。中原監督は「初日は何回やってもドキドキするもの」と語ったが、吹石さんをはじめ“カーリングエンジェルス”の4人は、映画さながらに元気なコメントで会場を大いに盛り上げた。
先日開催されたベルリン国際映画祭における特別招待作品としての上映、さらに花魁道中を模したレッドカーペット登場で大きな話題を呼んだ『さくらん』。本作が2月24日(土)、いよいよ公開初日を迎え、蜷川実花監督をはじめ、主演の土屋アンナ、安藤政信、椎名桔平、木村佳乃、菅野美穂、石橋蓮司、美波が記者会見、舞台挨拶に登壇した。作品への思いや、いじめる女の心理、撮影中のエピソードなど次から次に繰り出されるコメント、掛け合いに会場は大きな盛り上がりを見せた。
メキシコの鬼才・ギレルモ・デル・トロ監督作品の『パンズ・ラビリンス』が撮影賞、美術賞、メイクアップ賞の3部門受賞という快挙を成し遂げた。ちなみにノミネートは外国語映画賞、作曲賞、脚本賞も含む6部門。
今年最高の映画を決める最優秀作品賞に、レオナルド・ディカプリオ、マット・デイモン、ジャック・ニコルソン、マーク・ウォールバーグらハリウッド超豪華俳優陣が集結した『ディパーテッド』が輝いた。本作はマーティン・スコセッシが監督賞を受賞したほか、脚色賞、編集賞とあわせて4つの賞を獲得。今回の受賞により、アジア映画のハリウッド・リメイクにも再び注目が高まるだろう。
主要5賞の内でも注目度の高い主演男優賞を受賞したのは、自ら監督もこなすフォレスト・ウィッテカー。これが初ノミネート・初受賞となった。2003年にこの世を去った、イディ・アミン元ウガンダ大統領を演じたフォレスト。「演じることは繋がること」と自らの演技論を述べ、受賞の喜びを語った。
長年受賞が待ち望まれていたマーティン・スコセッシ監督が8度目のノミネートにして初の受賞を果たした。『ディパーテッド』は、香港マフィアの裏側を描いた『インファナル・アフェア』の脚本を元に、舞台をアメリカのボストンに移してリメイクしたサスペンス・ドラマ大作。先日の来日時には記者会見で「アカデミー賞を目指して映画をつくっても受賞は出来ないことがわかった」と苦笑いしていたスコセッシ監督。ついに“無冠の帝王”の名をくつがえす受賞となった。
1994年の『英国万歳!』、2001年の『ゴスフォード・パーク』に続く、3度目のノミネートで初めての受賞となったヘレン・ミレン。ちなみに前2回は助演女優賞。『クィーン』では、世界のプリンセス、ダイアナ妃が交通事故で亡くなった直後のエリザベス女王を演じている。自国の女王を演じたことに「彼女のためでなければ、ここにはいなかっただろう」とエリザベス女王本人に感謝の意を表した。
先日来日したばかりのジェニファー・ハドソンが最優秀助演女優賞を受賞。映画デビュー作にして、アカデミー賞受賞という快挙を成し遂げた。受賞スピーチでは「一番のインスピレーションは祖母でした。彼女は歌手でしたが、夢をつかむことが出来なかった。彼女のおかげであきらめずに頑張ることが出来ました」と語り、「信じられない!」と何度も繰り返し感謝の気持ちを表した。
ちょっと不思議な一家のロード・ムービー『リトル・ミス・サンシャイン』が脚本賞を受賞。『バベル』のギレルモ・アリアガ、『硫黄島からの手紙』のポール・ハギスとアイリス・ヤマガタ、『パンズ・ラビリンス』のギレルモ・デル・トロ、『クィーン』のピーター・モーガンと並み居る強豪を制したマイケル・アーントは初ノミネート初受賞となった。
アメリカ合衆国元副大統領のアル・ゴアが地球温暖化による環境破壊について訴えるドキュメンタリー作品『不都合な真実』が受賞。先日、アル・ゴア氏が来日を果たし、日本でもヒットを記録している本作。これを機にアル・ゴア氏の活動が世界中に広まると嬉しい。
「A24」とコンセプトストア「V.A.」によるコラボレーションアイテムが3月8日(土)より限定発売。ニコール・キッドマン主演『ベイビーガール』をモチーフにしたアイテムを店舗とオンラインストアで展開。