3大陸4ヶ国のキャストがメキシコの鬼才、アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督のもとに集結。国境を越えて描かれる絶望と希望にあふれた衝撃のヒューマン・ドラマ『バベル』の日本公開が4月28日(土)に決定した。モロッコの空に鳴り響いた一発の銃声。放たれた弾丸が貫いたのはひとりのアメリカ人の女性。だが、その弾丸から紡ぎ出される物語はそこにとどまらない。徐々に事件は解明され、やがてひとりの日本人の男にたどりつく。カンヌ国際映画祭における監督賞にゴールデン・グローブ賞の作品賞と昨年から世界中の映画賞レースを席巻。菊地凛子が日本人として49年ぶりにアカデミー賞助演女優賞にノミネートされたことも大きな話題となった。現地時間25日(日)に発表されたアカデミー賞では作曲賞の獲得のみにとどまったものの、3月上旬の監督の来日も決定し、この先日本公開までまだまだ注目を浴びそうだ。『バベル』は4月28日(土)よりスカラ座ほか全国東宝洋画系にて公開。