ガエル・ガルシア・ベルナルとディエゴ・ルナが、ショート・フィルム2作品を製作するようだ。メキシコ人俳優のガエルとディエゴは、2001年公開の映画『天国の口、終わりの楽園。』で共演して以来、良い友人関係を保ってきたものの、現在まで製作側として一緒に仕事をする機会がなかったという。しかし今回ガエルとディエゴは、2人の映画製作会社・カナナとウィスキー・ブランド「シーバス」がタッグを組むプロジェクトでそれぞれ監督を務めることになった。同じキャラクターが出演し、現代の男の友情をテーマにした両ショート・フィルムは、アロンソ・ルイズィパラシオスが脚本を執筆する英語作品となっている。ディエゴがメガホンを取るタイトル未定の第1作目に関して、ガエルは「これはディエゴと僕が監督として初めてコラボする作品なんだ。2作品が同じストーリーの続きになっているんだよ。僕たちは監督業に対してそれぞれ違った観点を持っているから、2つの作品に出てくる同じキャラクターがどのような解釈で交錯していくか必見だね」と語り、一方のディエゴも「僕たちはカナナを立ち上げたから、友人たちといろいろな手法で作品を作り上げることが可能になったんだ。ガエルは僕の兄弟みたいなものだよ。協力して完成させることはとても楽しみだね」と続けた。そんな第1作目は今月中に、また第2作目は来月初めにも公開される予定だ。