ゴールデン・グローブ賞での作品賞受賞に菊地凛子のアカデミー賞助演女優賞へのノミネートなど、公開前から大きな注目を集めてきた『バベル』が4月28日(土)、ついに初日を迎え興行収入40億円も十分に射程圏内と言える大ヒットスタートを切った。公開初日が大型連休の初日と重なったことで、行楽地に向かう人も多いのでは、との懸念もあったが、前評判の高さもあって公開を待ちわびた多くの観客が劇場へと足を運んだ模様。28日(土)の15時の段階で累計7,149名を動員した。これは2005年に公開され、日本における韓国映画のNo.1ヒット作となった『私の頭の中の消しゴム』(興行収入30億円)の131.0%という驚異的な動員数。最大9連休となるGWも追い風となって今後、45億、50億と興行収入が大幅に伸びる可能性も十分に考えられる。