昨夜が長丁場だったから、今朝はかなりキツ〜。今回、合宿生活を送っている友達のライターとともに身体の重〜い朝を迎えたわ(なんで合宿かっていうと、この時期のカンヌは宿代が高騰して、1泊最低3万は下らないのよ。だから、アパートを借りてシェアするのが賢い方法)。
『ボウリング・フォー・コロンバイン』では銃問題について、そして『華氏911』では、イラク戦争問題について提議し、世界中で社会問題を巻き起こしてきたマイケル・ムーア監督。そのムーア監督の新作は、医療制度を取り上げた『シッコ』。本作がカンヌ国際映画祭でお披露目され、ムーア監督の記者会見が行われた。
フジテレビのパーティの後、上映後の様子を知るために『大日本人』の上映会場に舞い戻ったんだけど、その時にムービープラスのみなさんと合流。「せっかくだから挨拶映像を撮ります!」ということで、お恥ずかしながら映像にてご挨拶させていただいておりますわ。お目汚しながら、失礼します〜。
まっちゃんの『大日本人』公式上映は大盛況! 土曜の夜の上映だったから、そこそこ人は入ると思っていたけど、座席はほぼ満席状態で(あとで聞いたら800人!)しかもわかりにくいとされている日本のお笑いに結構な勢いで反応があったわ。これはなかなかのリアクションだと思うの。ただ、上映中のまっちゃんは本当に緊張していたそうで、終わった後の記者会見では「こんなに緊張して映画を観ることなんて、生まれて初めて。(時差ぼけで)眠くなるなんて余裕すらなかった」そうな。あのまっちゃんが? と聞きなおしたくなるようなコメントに、取材陣もちょっとビックリ。
まっちゃんの取材前の話だけど、『ノー・カントリー・フォー・オールドメン(原題)』の記者会見があったの。そっちにフル出席していると、まっちゃんの取材には間に合わないから、会見場に入ることを遠慮しちゃったんだけどね。でも、コーエン兄弟とハビエル・バルデムほか主演俳優が揃うなんて、これからはそうそうない話だろうから見ておきたかったんだけどね…。ちょっと欲張りな心が働いてしまって、とりあえずモニターで会見を拝見してしまったわ。これはそのときの写真。
今日はネタ豊富だわ〜。さすが映画祭も中盤にさしかかり、俄然華やかさが増してきてるわよ〜!
『シッコ』後は、昨日もお知らせした『サヴェッジ・グレイス(原題)』主演のジュリアン・ムーアにインタビュー。
今日は朝から注目作が目白押しだから、取り急ぎ! 朝一番の試写と記者会見は『シッコ』。『ボーリング・フォー・コロンバイン』や『華氏911』のマイケル・ムーアのドキュメンタリー最新作でーす。社会に対して批判的な視点を持った作品って、カンヌ向きなんだけど、彼の作品はドンズバね〜。アメリカ批判とエンタテインメント化されたドキュメンタリーって、インテリ層だけじゃなくて一般にも訴求するから、ものすごい期待感があったの。
今日観た試写は2本。どちらもおもしろかったから紹介するわ。
映画祭の最中は、予測しないことが多々起きるもの。それが「ゲスト、ドタキャン」とか悪いこともあれば、逆にいいこともあるの。今日はいいことの方が起きたわ。突如舞い込んだ「明日、ジュリアン・ムーアの取材ができそうです!」とのお誘いが!!
今日は『マイ・ブルーベリー・ナイツ』の特別ミニ記者会見でーす。これは公式上映前に行われた記者会見とは別に、配給会社がセッティングした記者会見で、数十人がウォン・カーウァイとジュード・ロウ、ノラ・ジョーンズを囲むというもの(ちなみに公式上映後の記者会見は映画祭事務局が仕切っていて、まったくの別物なのよ。わかりにくいわね)。会見場となる、パレからビーチ沿いに歩いて10分くらいのホテル・マルティネスに参りましたわ。
たどたどしい英語と子犬のような表情で人々に近づいては、過激な差別発言や無礼な言動を連発し、無茶な体当たりでアメリカ人の本音に迫る“自称”カザフスタン国営テレビの看板レポーター“ボラット”。このボラットが巻き起こすドタバタ珍道中コメディ『ボラット 栄光ナル国家カザフスタンのためのアメリカ文化学習』の公開を直前に控え、5月17日(木)、映画の宣伝部長ならぬ“ボラッ党初代党首”就任式が開催され、党首に任命されたデーブ・スペクターさんが登場した。
2004年全米で放送されるや、たちまち高視聴率を獲得、さらにエミー賞とゴールデン・グローブ賞TV部門で“ドラマ・シリーズ作品賞”をダブル制覇した話題騒然のドラマ「LOST」。世界的大ヒットシリーズに成長した本作の最新作「LOST シーズン3」のジャパンプレミアが5月17日(木)に東京ミッドタウン・ホールにて行われ、「シーズン3」の第一話の上映前に、インスパイアソングを歌うことが決定したCrystal Kay(クリスタル・ケイ)が登場。熱狂的な「LOST」フリークの愛称“ロスティ”第一号に決定し、認定証授与式が行われた。