みなさん、この一大イベントをTVでご覧になりましたか? 私はL.A.にいて、アカデミー賞が開催されているコダック・シアターのすぐ近くにいましたから、ぶらっと見に行ったんです。何ともまあ、混乱の最中にありましたよ!
この方が映画に登場するたびに、私は気になってしょうがないんです。靴屋になるために、俳優業を引退(休業という説もある)してまでイタリアへ行った修行はどこへ行き着いたのか? 一人で立派に作れるようになったので満足したのか。それとも、難しすぎるので投げ出したのか? ダニエル・デイ=ルイスよ。
中国内モンゴルの北西部に広がる草原。若く美しいトゥヤーは、夫・バタールと幼い2人の子供と暮らしている。バタールは井戸掘りの際に使ったダイナマイトの事故で下半身不随。遠くの水場まで日に少なくとも2〜3回も水を汲みに行くのも、暮らしのために羊を放牧しているのも、全てトゥヤーの仕事。だが、重労働がたたって、彼女自身も腰を痛め、もう生活を支えるような激しい仕事は無理だと医者に診断されてしまう。そして、彼女はある決断に迫られる。愛する家族を守るために。
みなさん、こんにちは。私、リーソルが今日も世界中で最もエキサイティングな都市、天使の街、L.A.から最新情報をお届けしています! エンターテイメント業界最大のイベントを数日後に控え、興奮してきましたよ。
サスペンスの巨匠ブライアン・デ・パルマが1973年に手がけ、カルト的人気を博した『悪魔のシスター』をリメイク。殺人を目撃した女性ジャーナリスト・グレースと、殺人に関わる謎の美女・アンジェリークの危うい関係が展開していく。
先日のコラムで脚本家協会のストライキが正式に終了したことをお伝えしました。2月24日(現地時間)に行われるアカデミー賞授賞式を楽しみにしている私たちにとっては素晴らしいニュースですね。
今年のアカデミー賞で、監督賞、脚色賞、撮影賞、編集賞の候補になっている『潜水服は蝶の夢を見る』。今回は、この作品を取り上げたいと思います。
トゥヤーは内モンゴルの荒野で夫と幼い息子と共に暮らしている。ダイナマイト事故で下半身が麻痺してしまった夫の代わりに、10キロ以上離れた井戸へ水を汲みに行くのも、畑を耕すのも、羊を放牧するのも彼女の仕事。そんな妻の苦労を見かねた夫のバータルは意を決して離婚を切り出すが、トゥヤーはバータルとも一緒に生活し養ってくれる人と再婚するという条件を出す…。
その映画では、冒頭から“その人”が登場します。遠くにいても、見まがうことがないような特徴的なファッションに身を包んだその人は、バイクでこちらに向かってきます。ごていねいに、バブルス君と思しきお猿さんまで連れて。
映画の中にTVドラマでおなじみの顔を見つけるのは、何を隠そう私の密かな楽しみでもありますが、彼が映画に出演しているのはごく自然な流れ。ロマンティックなファンタジー映画『魔法にかけられて』では、「グレイズ・アナトミー」(写真上)のDr.デレク・シェパード、パトリック・デンプシーの麗しい姿が見られます。
オノ・ヨーコに裸でしがみつくように寄り添うジョン・レノン。臨月の大きなお腹を抱えながら、素肌をさらすデミ・ムーア。アメリカのみならず、世界の目を釘づけにしてきた話題の写真たちの生みの親、それが女性フォトグラファー、アニー・リーボヴィッツだ。
いよいよ迫ってきましたね、第80回アカデミー賞授賞式。2008年は2月24日(現地時間)にロサンゼルスのコダック・シアターで開催されます。今回も様々な作品が候補にあがっていますが、最終投票の締め切りは現地時間の2月19日午後5時ですから、まだまだ悩んでいるアカデミー会員も多いのではないでしょうか。
みなさん、こんにちは。前回から少し時間が空いてしまってごめんなさい。実は先月からL.A.に来ています。そうなんです、世界のエンターテイメントの中心に引越してきちゃいました! 今回の引越しはとてもエキサイティングで、と同時に不安もいっぱいでした。何といっても、アメリカに住むのは20年ぶり。しかも、(アメリカ人でありながら)アメリカで働くのは初めてというのは、ちょっと不思議な気分です。