『ロゼッタ』、『ある子供』で2度のカンヌ国際映画祭パルムドール(最高賞)を受賞しているジャン=ピエール&リュック・ダルデンヌ監督がベルギーから来日。2月10日(金)、都内で記者会見を行い、最新作『少年と自転車』に込めた思いを語った。本作は2003年、2人が来日した際にシンポジウムで聞いた「育児放棄された子ども」の実話にインスパイアされており、映画では自分を児童養護施設に預けた父親を探す12歳の少年と、美容師の女性との交流が描かれる。
スペインの巨匠、ペドロ・アルモドバル監督の待望の最新作であり、公開前から「究極の問題作」として注目を集めている『私が、生きる肌』。ジャンル分け不可能とのうわさも聞こえてくる“究極の愛”を描いた本作のポスターがこのほど解禁になった。
レッド・ツェッペリンの名曲「移民の歌」が女性ボーカルによる独特の甲高い声で響き渡ると同時に、コールタールのような真っ黒い液体が全てを覆い尽くしていく何とも形容しがたい映像が展開する。主人公・リスベットの「悪夢を表現した」(デヴィッド・フィンチャー監督)という鮮烈なシークエンスで『ドラゴン・タトゥーの女』は幕を開ける。同時にそれは、リスベットを演じたルーニー・マーラの華々しいキャリアの幕開けと言えるかもしれない。だが当の本人はそんな周囲の喧騒に流されることなく、己を冷静に見つめている。この物静かでシャイな26歳が、どのようにしてあの奇抜な外見と烈しい内面を抱えるリスベットと向き合い、彼女に同化していったのか——? 公開を前に初来日を果たした彼女に話を聞いた。
現在公開中の『J・エドガー』でフーバーFBI初代長官の秘書を演じているナオミ・ワッツが、今度はダイアナ元英国王太子妃を演じることになった。
大ヒットシリーズの劇場版第2弾『ライアーゲーム −再生−』の完成披露試写会が2月9日(木)、東京国際フォーラムで開催され、主演を務める松田翔太を始め、多部未華子、芦田愛菜、高橋ジョージ、濱田マリ、新井浩文、野波麻帆、池田鉄洋、小池栄子、鈴木浩介、船越英一郎、松山博昭監督が舞台挨拶に登壇した。
2000年10月から約9年半にわたりテレビ東京系列でO.A.されていたご長寿番組「ペット大集合!ポチたま」の人気コーナー「まさお君が行く!ポチたまペットの旅」。同コーナーで人気を博したオスのラブラドール・レトリバー、まさおと若手芸人・松本君の物語を香取慎吾、広末涼子ら豪華キャストで映画化した『LOVE まさお君が行く!』が6月に公開となる。ちょっと天然でおバカで松本君を振り回す姿が視聴者に愛されていたまさおだが、今回の映画化でまさおを演じたワンちゃんも本家に負けず劣らずの珍事件を多々起こしているよう…。その模様を伝える、愛嬌たっぷりの写真がシネマカフェ独占で到着した。
女優の沢尻エリカが蜷川実花監督とタッグを組み、5年ぶりに銀幕復帰を果たす『ヘルタースケルター』の撮影現場会見が2月9日(木)、東京・成城の東宝スタジオで行われ、沢尻さんと蜷川監督を始め、共演する大森南朋、寺島しのぶ、綾野剛、水原希子、新井浩文、鈴木杏、哀川翔、寺島進、桃井かおりが出席した。
人気小説家・吉田修一著による青春感動巨編「横道世之介」(毎日新聞社刊)を『南極料理人』、『キツツキと雨』など心温まる人間模様を独特のユーモアと世界観で描いてきた沖田修一監督によって実写映画化されることが決定! 主演に高良健吾、ヒロインに吉高由里子が抜擢されたことが明らかとなった。
『50/50 フィフティ・フィフティ』のジョセフ・ゴードン=レヴィットが長編映画の監督に初挑戦、4月から撮影を予定している。
“余命の時間”が通貨とされる近未来を舞台にしたアクション・サスペンス『TIME/タイム』のカップル限定ジャパンプレミアが2月8日(水)、都内で開催され、「AKB48」の篠田麻里子と俳優の中野裕太が出席した。
本年度アカデミー賞で主演女優賞を含む5部門にノミネートされている話題作『ドラゴン・タトゥーの女』の公開記念イベントが2月8日(水)、東京・スペースFS汐留で開催された。芸術家としての顔も持つシンガーの石井竜也、そしてモデル、女優、歌手と幅広く活躍する土屋アンナが出席。この日は「もう一つのドラゴン・タトゥーの女」をコンセプトに、石井さん監修の下、土屋さんが“竜”へと妖しげな変身を遂げ、映画の世界観を再構築した。「やっぱりアンナちゃん以外考えられない」(石井さん)、「私も表現するのが好き。アートって素晴らしい」(土屋さん)と見事なコラボレーションに大満足だった。
世界中から愛された伝説のスター、マリリン・モンローの知られざるラブ・ロマンスを描いた注目作『マリリン 7日間の恋』を引っさげ、本作でアカデミー賞主演女優賞の獲得が期待されるミシェル・ウィリアムズが、3月上旬に初来日することが決定した!
クリント・イーストウッドが、5日(現地時間)に開催されたアメリカのプロフットボールリーグ(NFL)の王者決定戦「スーパーボウル」のハーフタイム時に放送されたTVCMの出演料を全額寄付したと公表、内容に政治的意図はないことを強調した。同CMは、内容が政治的だとして放送直後から物議を醸していた。