作品は『インベージョン』、『ヒトラー 〜最期の12日間〜』のオリヴァー・ヒルシュビーゲル監督がメガホンを取る『Caught in Flight』(原題)。ダイアナ元王太子妃を描く映画は数年来いくつか企画があり、シャーリーズ・セロンやキーラ・ナイトレイ、キャリー・マリガンらがヒロイン候補として名前が挙がっていた。『Caught in Flight』に関しては、つい最近までは『ヘルプ 〜心がつなぐストーリー』のジェシカ・チャステインが有力視されていた。
『Caught in Flight』はダイアナ元皇太子妃が亡くなるまでの2年間の日々を描くもので、当初は彼女と心臓外科医のハスナット・カーン博士の長期にわたる恋愛関係に焦点を当てる予定だったが、製作会社である「Ecosse Flims」のリリースにはカーン氏についての記述はなく、ストーリーは「人道的活動を通して、元王太子妃が本当の幸せを見つけるまでを描く」内容になるという。脚本はジョニー・デップ主演の『リバティーン』を手がけたスティーヴン・ジェフリーズが執筆する。