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カンヌでパルム・ドッグ賞!実話に基づく法廷コメディ『犬の裁判』初夏公開

第77回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門へ正式出品され、パルム・ドッグ賞を受賞した『犬の裁判』が、「横浜フランス映画祭 2025」での上映、初夏より劇場公開

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第77回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門へ正式出品され、“被告犬”を演じた犬がパルム・ドッグ賞を受賞し話題となった『犬の裁判』(原題:LE PROCES DU CHIEN)が、「横浜フランス映画祭 2025」での上映、初夏より劇場公開されることが決定。日本版ポスタービジュアル&場面写真4点が解禁となった。

負け裁判ばかりで事務所から解雇寸前のスイスに暮らす弁護士アヴリルは、次の事件では必ず勝利を勝ち取ろうと決意していた。そんなときある男から、かけがえのない伴侶で絶望的な状況にある犬のコスモスの弁護を依頼される。コスモスが3人の人間に噛みついたというのだ。

アヴリルは仕方なく、またも勝ち目のない犬を弁護することに…。法律で犬は“物”と見なされ、飼い主へ罰金1万フランとコスモスの安楽死を言い渡されるなか、犬が“物”ではないというアヴリルの主張が認められ、前代未聞の犬が被告となった「犬の裁判」が始まる…。

犬の命がかかった裁判を、にぎやかでかつコミカルに描きながら、人間と動物との関係に疑問を投げかける実話からインスパイアされた傑作法廷コメディ。

監督は、俳優・ダンサー・作家・演劇監督として多彩な才能を発揮しているレティシア・ドッシュ

第70回カンヌ国際映画祭カメラドール受賞作『若い女』で、2018年のリュミエール賞最有望女優賞に輝き、近年ではジュスト・フィリッポ監督作『ACIDE/アシッド』や、2024年フランスで公開されたアルノー&ジャン=マリー・ラリュー監督作『Le Roman de Jim』(原題)など数々の話題作に出演。本作では主人公の弁護士アヴリルを演じながら、初めて監督を務めた。

そして、カンヌ国際映画祭の最高賞パルム・ドック賞を見事受賞したコスモスを演じたのは、アクロバティックなサーカス犬のコディ。本作での名演技は、第76回カンヌ国際映画祭でパルム・ドック賞を受賞した『落下の解剖学』の俳優犬メッシに続き、観客らのハートを鷲づかみにした。

今回解禁された日本版ポスタービジュアルは、命がかかった裁判を被告犬として法廷の証言台に立つコスモス(コディ)の姿がメイン。にぎやかでかつコミカルに描かれるストーリーと相まって、ポップなビジュアルになっている。

また、「彼は無罪か有罪か?」とコピーが添えられ、被告犬・コスモスの行く末がとても気になるところ。

あわせて解禁となった場面写真は、監督・主演を務めたレティシア・ドッシュ演じる弁護士アヴリルと彼女へ弁護を依頼したコスモスの主人で視覚障がいを持つダリウシュ(フランソワ・ダミアン)の法廷内でのショット。

動物行動学者マルク(ジャン・パスカル・ザディ)と彼に心を許すコスモス、そしてポスタービジュアルにも使われた法廷に被告犬として証言台に立つコスモスを捉えた4点となっている。

『犬の裁判』は初夏、シネスイッチ銀座・UPLINK吉祥寺ほか全国にて順次公開。


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《シネマカフェ編集部》

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