8月26日木曜日(現地時間)、『ワイルド・スピード』シリーズ第9弾の『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』の世界興行収入が7億ドル(約770億円)を超え、コロナ禍(2020年、2021年)で公開されたアメリカ映画の中で首位に立った。世界興収が7億ドルを上回った作品は、2019年12月に公開された『ジュマンジ/ネクスト・レベル』の8億ドル(880億円)以来。「Deadline」などが報じた。
同作は先月、コロナ禍で世界興収が5億ドル(約550億円)に達した初の作品になるという快挙を達成していた。
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『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』は、国内での興行成績が抜群だった。同シリーズ初のスピンオフ作品で大ヒットした『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』(2019年8月公開)の国内興収が約1億7400万ドル(約191億円)のところ、『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』はコロナ禍でありながら僅差の約1億7260万ドル(約190億円)を稼ぎ出していた。
また、同作は中国でも大ヒット。『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』以来、2億ドル(約220億円)を超えた初のハリウッド作品となった。過去5年、中国で興収が2億ドルを超えたハリウッド作品は、11本しかない。
『ワイルド・スピード』シリーズはすでに第10弾の全米公開日が2023年4月7日に決定している。