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公開2日目10月17日(土)に実施した新宿ピカデリーでの舞台挨拶は、発売と同時に2回とも即完売。翌18日(日)には映画の舞台となった神戸の神戸国際松竹にて監督舞台挨拶を2回実施、こちらも早いタイミングで完売となっていた。
他の同日公開作品が200館以上の大規模でスタートする中、本作は100館未満ながら高稼働。3日間(10月16~18日)の累計で動員3万6,251名、興収4737万6,520円(全国93館)を達成した。

客層は全国的に中高年男女(5:5)を中心に、夫婦連れや30~50代の映画ファン、キャストファンなど幅広い層が見受けられ、新型コロナウィルスの蔓延以降に外出を控えていたシニア層も久々に映画館を訪れている模様。平日も落ちの少ない客層のため、今後さらなる動員も見込まれている。
SNS上には「とんでもない傑作!」「もの凄いものを観た」という声から「必ずもう一度観る」「二度観ても面白い」とリピーターも。映画レビューサイト「coco」にも早速コメントが寄られており、coco映画レビュアーの満足度は100%。

「凛とした蒼井優さんの佇まいと台詞回しに、高橋一生さんのスーツの皺の入り方まで昭和の香りが素敵」「蒼井優と高橋一生の演技はかなりの貢献度。昭和の匂い」「俳優の力量に唸る。蒼井優の昭和女優の佇まいと一途な眼差しと決意」など、1940年代という時代に巻き込まれていく、神戸の裕福な知識人夫婦を演じた蒼井さん、高橋さんを絶賛する声が多数。
「夫VS妻VS憲兵の三人のキャラで最後までもっていく」「蒼井優×高橋一生×東出昌大のバランスが良かった」と、聡子の幼なじみの憲兵を演じた東出さんのヒール演技も含めて注目を集めているよう。

「後半に向けての蒼井優の表情や話し振りの変化にドキドキしてしまった」「敗戦国なりの、控えめだけど、納得できる結末がお見事!」「戦争史、映画史まで盛り込んだ見応えのある愛のドラマであり、今そこにある危機まで繋げた脚本力。見る力の大切さ、信じることと騙されることは紙一重」と、現在の日本とも結びつくストーリー展開について触れる声も上がっている。

『スパイの妻<劇場版>』は新宿ピカデリーほか全国にて公開中。