約20年にわたってアメリカ黒人社会を描き続けてきたスパイク・リー監督。黒人男性と白人女性の恋愛を描いた『ジャングル・フィーバー』、黒人解放指導者の伝記『マルコムX』、犯罪ヒューマン・ドラマ『クロッカーズ』など、様々な切り口で数多くの作品を手がけてきた彼が、新作の『セントアンナの奇跡』で初の試みに出た。それは戦場を舞台にしていることだ。
潔い“肉食系女子”の魅力を放つ米倉涼子が、体当たりの演技でクールな女刑事役に初挑戦し、話題をさらったドラマ「交渉人」。テレビ朝日系にて昨年の1月から全8話で放送され、最高視聴率16.7%を記録、今年2月に放送されたスペシャルドラマも17.1%という高視聴率をたたき出した本作が、このたび映画化されることが明らかとなった。
忍者の掟を破り、抜忍という過酷な運命を自ら選んだ男、カムイ。白土三平による傑作漫画「カムイ外伝」で描かれたこの伝説のヒーローが、名匠・崔洋一といまをときめくヒットメイカー・宮藤官九郎のタッグにより、遂に実写映画化された。9月の公開に先駆けて、7月22日(水)、本作の完成披露試写会が開催され、上映前に主演の松山ケンイチ、宮藤さん、そして崔監督の3人が登壇、トークを繰り広げた。
ベルリン動物園で生まれてすぐ、母親が育児放棄したことで、世界でもほとんど例のない人工哺育によって育てられたホッキョクグマのクヌート。動物園随一の人気者となり、地球温暖化の影響で絶滅の危機にさらされているホッキョクグマを救うシンボルともなったクヌートの成長の過程を、野生のホッキョクグマの親子とヒグマの兄妹の姿と共に捉えたドキュメンタリー『クヌート』がまもなく公開を迎える。7月19日(日)に本作の試写会が開催され、上映終了後には、「ホッキョクグマのこともっと教えて」と題したトークイベント、質疑応答も行われた。トークには小宮輝之上野動物園園長に毎日新聞科学環境部の田中泰義記者、そしてTBSの「世界・ふしぎ発見!」でミステリーハンターを務める末吉里花が登場した。
現在ロンドンのウィンダム劇場で舞台「ハムレット」を公演中のジュード・ロウ。5月末から始まった公演は8月22日まで続き、9月からは3か月間のブロードウェイ公演も決定している。体調管理に気を使うストイックな日々を送っているかと思いきや、新しいロマンスのうわさが流れてきた。
2011年のテレビ放送の完全デジタル化に向け、フルタイム・フルハイビジョン・3チャンネルの実現をもって“これからのテレビ”を目指すWOWOW。この挑戦へのキックオフとして、10月10日(土)、同局では開局以来初となる、放送とイベントを融合させた一大プロジェクト、“WOW FES!(ワウフェス)”を開催。これに先駆け、当日のメインゲストでもある韓流スター、チョン・ウソンが来日! 7月22日(水)に行われた本イベントの記者会見に出席した。
監督の田口トモロヲも相当驚いたらしい。何に? 「CanCam」、「AneCan」の専属モデルを歴任し、同性から絶大な人気を誇る臼田あさ美が、監督のデビュー作『アイデン&ティティ』の大ファンであること、さらに同じくみうらじゅんの自伝小説の映画化『色即ぜねれいしょん』の奔放で大胆な女神“オリーブ”役を切望していることに——。既にオーディション応募期間が終了していたにもかかわらず、監督に直筆の手紙を送り、思いを訴えたという臼田さん。そんな彼女を抜擢した田口監督。その賭けは見事に成功した。今後、女優として注目を集めること、そしてこの映画が彼女の代表作となることは間違いない。そう断言したくなるほど、スクリーンの中でまばゆい輝きを放つ彼女だが、その素顔は…。
国際的な喝采を浴びた『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』に、『スカイ・クロラ The Sky Crawlers』など研ぎ澄まされた映像世界で多くの観客を魅了してきた押井守の、自身の監督作としては8年ぶりの実写長編作品となる『アサルトガールズ』の公開が決定。主人公の3人の女ハンターたちを黒木メイサ、菊地凛子、佐伯日菜子が演じることが発表され、黒木さんが写った場面写真が公開された。
太陽が月に完全に覆い隠される、日本では46年ぶりの貴重な皆既日食で、各所が賑わうのが7月22日(水)。奇しくもそのより“30デイズ・ナイト(1か月)”後の8月22日(土)、太陽が、今度は完全に沈んでしまった、氷点下30度の“極夜”を舞台に、暗黒の30日間に巻き起こる恐怖を描いたサバイバル・アクション『30デイズ・ナイト』が公開を迎える。そんな中、同22日(水)の一日に限り、本作の公式サイトで本物の太陽に代わって、あの“太陽”が出現、謎のメッセージを発信している!
もしも、ある日突然、大金が舞い降りてきたら——? 誰もが夢に見る光景だが、世界的に不況が叫ばれる中、そんな“お金の使い方”をモチーフにしたオリジナル映画が誕生。数々の傑作を手がけてきた森田芳光監督が、『(ハル)』以来13年ぶりに完全オリジナル脚本、小雪主演で贈る『わたし出すわ』が10月31日(土)に公開される。これに先駆けて、このたび本作の最新予告編映像がシネマカフェに到着した。
15日に日米同時公開され、大ヒット上映中の『ハリー・ポッターと謎のプリンス』。その快進撃の陰で、大麻所持で逮捕されたキャストの1人が裁判で大麻栽培の事実を認めた。シリーズを通して、主人公・ハリーと敵対するドラコ・マルフォイの子分、ヴィンセント・クラッブを演じているジェイミー・ウェイレットだ。
アメリカでは知らぬ者のいない人気のフィギュア玩具を基に、最新の映像技術を駆使し、シエナ・ミラーにイ・ビョンホンなど豪華キャストを配して製作されたこの夏の注目作『G.I.ジョー』。8月7日(金)に公開を迎える本作のために強力な応援団が出現した!
生誕80周年を迎え、改めてその偉大な功績が脚光を浴びている“漫画の神様”手塚治虫の代表作「鉄腕アトム」をフルCGによって、これまでにないスケールで映像化した『ATOM』。このたび、本作の日本語吹き替え版のキャストが正式に決定し、アトムの声を女優の上戸彩が、アトムの生みの親であるテンマ博士を役所広司が務めることになった。これまでに放映されたTVアニメシリーズでは、アトムの声を清水マリ、津村まことが演じており、今回の上戸さんは3人目となる。