22日の第81回アカデミー賞授賞式で、ベン・スティラーと共に撮影監督賞のプレゼンターを務めたナタリー・ポートマン。TV番組で奇行に走ったホアキン・フェニックスの物まねに忙しいベンを尻目に、テキパキ仕事をしていたナタリーだが、新しい恋のうわさが聞こえてきた。
大ヒット医療ミステリー「チーム・バチスタの栄光」の映画化に続き、監督・中村義洋が次に描くのは、“ジェネラル・ルージュ(血まみれ将軍)”の物語を軸にした救命救急の問題。竹内結子&阿部寛の田口・白鳥コンビを再結成し完成した『ジェネラル・ルージュの凱旋』のプレミアイベントと完成披露試写会が2月24日(火)に行われた。竹内さんと阿部さん、堺雅人、高嶋政伸、羽田美智子、貫地谷しほり、そして中村監督と原作者の海堂尊の総勢8名が救急車に乗って会場に姿を現し、詰めかけたファンに向けて挨拶した。
全世界に衝撃を与えた「9.11」をきっかけに始まった「対テロ戦争」を通じ、国土を荒廃させたアフガニスタン。以来、ニュースの震源地としてクローズアップされてきたが、その一方で、実際にそこに暮らす人々の生活や苦境が世界に発信されることはほとんどなかった。そんな中、イランを代表する映画監督モフセン・マフマルバフの娘で19歳のハナ・マフマルバフは、子供の視点を通じて、テレビでは流れない現地の情景を長編デビュー作品『子供の情景』で描いた。タリバンに破壊された石仏の瓦礫が残るバーミヤンを舞台に、6歳の少女の小さな冒険から、戦争の無慈悲さや大人が子供に与える影響の大きさを寓話的に伝えている。
日本時間2月23日、映画ファン待望の第81回アカデミー賞の授賞式が行われました。日本からノミネートされた2作品が見事受賞したり、故人となったヒース・レジャーがオスカー俳優となったり、21年ぶりにアメリカの資本が入っていない『スラムドッグ$ミリオネア』が作品賞含む最多8部門に輝いたりと、何かと話題の結果となりました。
オーストラリア出身のバズ・ラーマン監督がこれまで手がけてきた映画は『ダンシング・ヒーロー』('92)、『ロミオ&ジュリエット』('96)、『ムーラン・ルージュ』('01)。その数は決して多いとは言えないが、いずれも秀逸な作品として世界中の人々を魅了してきた。そして、8年ぶりの新作となる本作『オーストラリア』では、故郷を同じくするニコール・キッドマン、ヒュー・ジャックマンという豪華キャストを迎え、ひとりの女性がオーストラリアという大自然に足を踏み入れたことで始まる壮大なアドベンチャー・ロマンスを描いている。
いずれも完成度の高い作品が名を連ね注目を集める中、予想通りというべきか『スラムドッグ$ミリオネア』の8冠の圧勝で幕を閉じた第81回アカデミー賞授賞式。授賞結果はもちろんのこと、それ以上にインパクトを残したのはステージ上でのパフォーマンス。脚本家組合のストライキの煽りを受けた昨年の授賞式からの返り咲きを告げるかのように、エンターテイメントの聖地ハリウッドならではの素晴らしいステージをふり返ってみたい。
ジェニファー・ロペス&マーク・アンソニー夫妻が21日、双子のマックスとエミーの1歳の誕生日を1日早く祝うバースデー・パーティをベルエアの自宅で盛大に催した。
ハリウッドで最も盛大なショーが週末にやってきては去りました! どう思いましたか? 第81回アカデミー賞授賞式のホスト、ヒュー・ジャックマンのパフォーマンスを見ましたか? その夜は、歌ったり踊ったり、素晴らしい司会者でした。彼は本当に才能にあふれた俳優です!
公私にわたって常にその一挙手一投足に注目を浴び、先日の来日の際にも熱狂的なファンの歓迎を受けたアンジェリーナ・ジョリー。彼女の主演作の中で、全米で最高の興行成績をあげているのが、昨年公開され日本でもヒットを記録した『ウォンテッド』である。本作のDVDが2月25日(水)に発売される。『トゥームレイダー』シリーズ以来となる本格アクションへの出演となったアンジーが作品について語ってくれた。
『スラムドッグ$ミリオネア』の圧勝で幕を閉じた第81回アカデミー賞授賞式。芸達者なヒュー・ジャックマンの司会やミュージカル・パフォーマンスなど見どころ満載だったが、実はブラッド・ピットをめぐる2人の女性とブラピ本人が初めて公の場に同席した機会でもあった。
例年と比較して、どの部門においても質の高い作品、実力派の俳優たちがノミネートリストに名を連ね、ハイレベルな争いとなった今年のアカデミー賞。だが、ふたを開けてみれば、『スラムドッグ$ミリオネア』の圧勝劇をはじめとして、ゴールデン・グローブ賞などここまで主要賞レースをリードしてきた作品、俳優たちが多くの部門で順当にオスカーを手にしたと言える。
一流ハリウッド女優たちが一堂に会するアカデミー賞だけに、どれだけほかの人より目立てるか、という点でもファッションは重要。レッドカーペットはファッションショーでもあり、女たちの戦いの場でもあるわけだ。色、ライン、生地…と様々なドレスの中で、ひと際個性的なものを少しだけご紹介。
昨年のアカデミー賞でポピュラーだったレッド系は今年も多くの女優たちに好まれていたよう。とにかく目立つ迫力色だが、それぞれデザインにも工夫をこなし、個性を競っていた。