『フィクサー』や『シリアナ』、『グッドナイト&グッドラック』など、このところシリアスな作品が続いていたジョージ・クルーニー。初めて監督と主演を兼務した新作『かけひきは、恋のはじまり』は、ガラリと趣向が変わり、1920年代を舞台にした楽しいロマンティック・コメディだ。ジョージの役どころは、落ち目のプロフットボール・チームのキャプテン、ドッジ。カレッジ・フットボールのスター選手で第二次世界大戦のヒーローでもあるカーター(TVシリーズ「The Office」のジョン・クラシンスキー)を引き抜いて、チームの人気を取り戻そうとする。
ユアン・マクレガー演じるニューヨークの孤独な会計士が、ハンサムで自信に満ちあふれた弁護士の巧みな誘いに導かれ、エリート向けの秘密デートクラブの世界に足を踏み入れる…。急転する運命にオロオロする主人公がハマる一方、『猟人日記』などでは全裸も辞さない官能演技を披露しているユアンだけに、このミステリアスでいて妖しげな雰囲気を漂わせた設定には否が応にも心惹かれる。しかも、弁護士を演じるのはプロデューサーとしても本作に参加しているヒュー・ジャックマン。ナイスガイのイメージが強い彼が、ダークな役柄に挑んでいるのも見どころだ。
伝統を重んじる名門女子高に転入してきた女生徒・結城桃。ヴァイオリニストになる夢を捨てた桃だったが、閉鎖された教室でチェーホフの舞台「櫻の園」の台本を見つけたことをきっかけに、もう一度前へ進むことを決意する。吉田秋生の同名コミックを原作に、美しい桜並木の中で6人の少女たちが悩み、迷いながらも大人への一歩を踏み出していく過程を描いた『櫻の園 -さくらのその-』で桃を演じたのは、TVドラマ「だいすき!!」や「ライフ」で高い評価を得ている福田沙紀。来春には三池崇史監督の『ヤッターマン』の公開も控えている彼女にとって、本作は映画初主演作品となる。
民主党のバラク・オバマ氏の圧勝で決着がついた4日の次期アメリカ大統領選挙。日頃から政治にも積極的な関わりを示すスターたちもこぞって投票に出かけた。
前作『最後の聖戦』から19年の時を経て復活。今年6月より日本でも公開され、興行収入60億円を超える大ヒットを記録した人気シリーズの第4弾『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』。本作のDVDが早くも11月7日(金)よりリリースされる。世界中を熱狂させてきた主演のハリソン・フォードが20年以上にわたって演じてきたインディについて、そして19年ぶりの復活となった本作について語ってくれた。
トニー・レオン、金城武をはじめとするアジアきってのスターたちを迎え、名匠ジョン・ウーが総製作費100億円を注ぎ込んで二部作で完成させた歴史巨編『レッドクリフ』。本年度の東京国際映画祭を最もにぎわせた、前編『レッドクリフ Part I』が11月1日(土)に遂に公開! 初日から3日(月・祝)までの3日間で、全国各地の劇場で相次いで満席が続出する大ヒットスタートを切った。
キアヌ・リーヴスが車を運転中、写真を撮ろうとしたパパラッチを車ではねて怪我を負わせたとして民事訴訟を起こされていた裁判で、3日、キアヌは罪に問われないという判決が下された。
人気ミステリー作家・本多孝好のベストセラーを原作に、余命わずかの父親と将来に揺れる22歳の息子との間で紡がれる青春物語『イエスタデイズ』。長編映画初主演の塚本高史と國村隼が見事に、父子を演じきった本作が11月1日(土)に公開された。翌2日(日)、メイン館のシネマート新宿にて、塚本さんと國村さんはじめ、原田夏希、和田聰宏、風吹ジュン、柳沢なな、そして窪田崇監督の総勢7名が上映後の舞台挨拶に登壇した。
1969年、人類が初めて月に降り立った日からおよそ40年。多くの人々を熱狂させ、その後の宇宙開発に多大な功績を残した「アポロ計画」の偉業を、実際の宇宙飛行士たちの証言とNASA蔵出しの映像によって伝える『ザ・ムーン』。来年の公開を記念して、本作にも登場する、人類で初めて月に降り立ったアポロ11号のクルー、バズ・オルドリン博士がこのたび来日! 10月31日(金)、日本科学未来館にて記者会見が行われた。
中国返還間近のマカオを舞台に、かつては親友だった男たちが裏社会の掟に翻弄されながらもがき、彷徨するさまを描いたジョニー・トー監督最新作『エグザイル/絆』。12月の公開を前に主演のアンソニー・ウォンとフランシス・ンが来日し、11月2日(日)に記者会見が行われた。
ロバート・ダウニーJr.がシャーロック・ホームズを演じる話題作『シャーロック・ホームズ』(原題)の撮影が順調に進んでいる。ロンドン市内各所で行われているロケには、ホームズの相棒、ワトソン博士役のジュード・ロウも参加。撮影合間にダウニーと仲良く談笑したり、現場は和気あいあいのムードのようだ。
“ブサイク男代表”塚地武雅(ドランクドラゴン)と“Mr.ハンサム”谷原章介が2人で1役を熱演! 着るだけでハンサムに変身できるスーツを手に入れた男の悲喜こもごもを描いた『ハンサム★スーツ』が11月1日(土)に公開を迎え、谷原さんをはじめ共演の北川景子、佐田真由美、大島美幸(森三中)、佐々木希、山本裕典、脚本の鈴木おさむ、英勉監督が集結し、舞台挨拶が行われた。
『殯の森』でカンヌ国際映画祭のグランプリを受賞した河瀬直美監督が、タイを舞台に一人の日本人女性が、タイ式マッサージとの出会いを通じて自らを見つめ直していく姿を描いた『七夜待』。本作が11月1日(土)に公開を迎え、河瀬監督に主演の長谷川京子、脚本の狗飼恭子による舞台挨拶が行われた。