『シザーハンズ』、『チャーリーとチョコレート工場』に続き、鬼才ティム・バートンとジョニー・デップの黄金コンビが贈る、悲しくも痛快な復讐劇『スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師』。全世界がこの作品に注目する中、12月3日(日本時間4日)、米・ニューヨークにて本作のワールドプレミアが開催され、ジョニーはバートン監督やアラン・リックマンら共演者とともに出席した。
ブラッド・ピットがニューオーリンズのハリケーン・カトリーナ被災地の住宅建設を支援するプロジェクト「メイク・イット・ライト」の経過報告を、3日にニューオーリンズの下9区で行った。
ついに『恋空』が首位陥落!
戦乱の時代、数奇な運命に翻弄されながらも、女性としての誇りと愛を貫き通した、茶々の生涯を描いた戦国時代絵巻『茶々 天涯の貴妃(おんな)』。12月22日(土)の公開に先駆けて、シネマカフェでは茶々に学ぶ“女子力”にスポットを当てた「CHACHA美人入門」特集を展開。いよいよ最終回となった第6回では、主演を務めた和央ようかが茶々という女性の魅力、そして茶々役を通して感じた女性としての生き方について語ってくれた。
10代であらゆる新人賞を総なめにし、その類まれなる世界観で若い世代から熱い支持を受ける、新鋭・日日日(あきら)。彼が高校在学時に書き上げたデビュー作を、仲里依紗と林遣都という、フレッシュな2人を主演に迎えて映画化した『ちーちゃんは悠久の向こう』の完成披露試写会が12月2日(日)に開催され、兼重淳監督を筆頭に、仲さん、林さん、そして主題歌を手がけた奥華子さんが舞台挨拶に登壇した。
ハリウッド・レポーター紙が、毎年恒例の最もギャラの高いハリウッド女優のランキングを発表した。今年1位に輝いたのはリース・ウィザースプーン。2位につけたアンジェリーナ・ジョリーと彼女のギャラは1作品当たりほぼ同額(1,500万〜2,000万ドル)だが、ハリウッド側からの評価が加味され、リースがトップに輝いた。
かつて日本に存在した旧制高等学校。伝統の中で学問に励む彼らの青春の日々と悲惨な戦争、そして戦後の数十年の年月を経ても廃れることのない彼らの絆を描く『北辰斜にさすところ』。本作の完成披露試写会が12月3日(月)に開催され、主演の三國連太郎、緒方直人そしてプロデューサーの廣田稔が上映前の舞台挨拶に登壇した。
66億人の人間が絶滅し、ただひとり生き残ったのがこの男——。12月14日(金)より公開される近未来アクション超大作『アイ・アム・レジェンド』を引っさげて、このたび“地球最後の男”ウィル・スミスが、5日(水)に行われるジャパンプレミアのために来日した。
携帯電話が鍵となる上甲宣之のホラー小説「そのケータイはXX(エクスクロス)で」を映画化した『XX エクスクロス 魔境伝説』。『バトル・ロワイアル』の深作健太監督がメガホンを握った本作が12月1日(土)に公開され、主演の松下奈緒、鈴木亜美、池内博之、深作監督が舞台挨拶を行った。
世界の巨匠・黒澤明の名作としていまも根強い人気を持つ『椿三十郎』。1962年の公開から実に45年もの月日を経て、森田芳光監督の手によりリメイクされた。その本作が12月1日(土)の映画の日に初日を迎え、主演の織田裕二、豊川悦司、松山ケンイチ、鈴木杏、森田監督が舞台挨拶を行った。通常とは異なり、観客からの質問に登壇者が答えるというティーチイン方式を採った今回の舞台挨拶。出演者は観客たちの質問ににこやかに答え、映画同様、笑いに包まれた和やかな舞台挨拶となった。
本年度のカンヌ国際映画祭で賞賛の嵐を呼び、アニメーション映画として映画祭史上3本目となる審査員賞を獲得した『ペルセポリス』。12月22日(土)よりいよいよ日本公開となる本作が、アカデミー賞外国語映画部門フランス代表への選出に続き、このたびゴールデン・グローブ賞外国語映画部門、インデペンデント・フィルム・アワード最優秀外国語映画賞、ヨーロピアン・フィルム・アワード最優秀作品賞にノミネートされた。
11月30日にジュード・ロウがテート・モダン美術館の「The World as a Stage」展に参加し、ロンドン南部のボロー・マーケットでパフォーマンスに挑戦した。これはポーランド出身の前衛芸術家、パヴェル・アルトハメルの作品で、事前に撮影したマーケット内の魚屋での買い物シーンを本人が再現するというもの。
2007年、2月。ひとつの作品が世界各国から集まったバイヤーたちを熱狂の渦に巻き込んだ。ベルリン映画祭で上映されるやいなや、42もの地域に売れていったその作品とは、『やわらかい手』。それもそのはず、本作はミック・ジャガーのかつての恋人であり、その気品あふれる美貌で世界中の男子を虜にしたマリアンヌ・フェイスフルが、38年という長い沈黙を破り主演した作品なのである。