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映画でクラシックピアノを楽しむvol.4 一度でいいからピアニストになりたい
これまで紹介してきた、今年後半に日本公開となるピアノに関する映画たち。このコラムで取り上げたのは、何を隠そう私が持っている“音楽”と“才能”への憧れゆえ。幼い頃、ピアノを習ってはいたものの、週1度のレッスンがいやでいやでしょうがなった。それは先生がとっても怖かったから。赤鉛筆で指をたたかれたり、ものすごい形相で怒られたり。一度、何か(先生がお休みする等)の理由で、とても優しい先生が代わりに教えてくれたことがありましたが、とっても楽しかった記憶があります。でも、そのレッスンは長く続かず。怖い先生が戻ってきてしまったのです。程なく、涙ながらに親に訴えてピアノを辞めることになりました。
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ファッション小噺vol.49 “めがね”の不思議
デビュー映画『バーバー吉野』でベルリン国際映画祭児童映画部門特別賞を受賞したのが2003年。昨年は、『かもめ食堂』という大ヒット作を放った脚本家でもある荻上直子監督。待望の新作は『めがね』。
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映画でクラシックピアノを楽しむvol.3 神童の苦悩『僕のピアノコンチェルト』
「映画でクラシックピアノを楽しむ」と題してお届けしている今月のコラム、第3弾はスイスを舞台にした、天才少年の物語『僕のピアノコンチェルト』です。音楽的才能にあふれている上、IQ180という驚異の頭脳を持ったヴィトス少年が主人公。誰もが羨む様な才能を持ちながらも、その才能と周囲の期待をもてあましている彼が、天才でいることへの苦痛を抱えていることを理解し、そこから解放してやりたいと願う祖父との交流を通し、自分の生きる道を見つけていくストーリーです。
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ファッション小噺vol.48 セレブ御用達…のはずが、下世話な大騒ぎに
先日、すごいものを見てしまいました。それは、銀座の高級ブティックが建ち並ぶ通りの一角でのこと。たくさんの女性が、ある有名ブランドのブティック前に鈴なりになっているのです。何かの売り出しがあり、人々が熱気を帯びた長蛇の列を作っているというのはよくあること。でも、これはそれとはちょっと違う。列を作っている人もいるけれど、多くの人が店の入り口に扇状になって群がっているのです。店側に“詰め寄っている”というのが正しい表現という感じ。
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映画でクラシックピアノを楽しむvol.2 良質の韓国映画でラフマニノフに浸る
クラシック音楽を題材とした映画が続々と公開される2007年の日本。感動の物語を得意とする韓国からも、素敵な作品が届きました。『私のちいさなピアニスト』は、プロのピアニストになるチャンスを掴めずに、仕方なくピアノ教室を開いた女性・ジスと、貧しい少年・キョンミンとの出会いから始まる物語です。
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ファッション小噺vol.47 サラ・ジェシカ旋風、再び?
TVドラマ「SEX and the CITY」で社会現象まで巻き起こしたサラ・ジェシカ・パーカー。ドラマ終了後は、映画にも何本か出演しているものの、ドラマほど話題にはならず、生き馬の目を抜くショービズ業界でトップを走り続けることの難しさを感じさせました。
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映画でクラシックピアノを楽しむvol.1 映画界のブームはまず『ピアノの森』から
日本は今、空前のクラシック・ブームと言われています。CDが売れないというこのご時制に、売り上げランキングの上位にはクラシックCDが食い込んでくるなんてことも珍しくなくなりました。かく言う私も、最近よく聴くのはクラシック音楽。ご他聞にもれず、「のだめカンタービレ」(コミック&アニメ)のファンです。普段、コミックを手に取ることはほとんどありませんが、TVで深夜に放送されていたアニメ版を偶然見てから、すっかりはまってしまいました。
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ファッション小噺vol.46 キャンドルで自分らしい夜の過し方を
今年はどうやらカラ梅雨のようで、あまり雨が降りません。それでも湿気の多さはさすが。多少は過ごしやすい夜など、いかがお過ごしですか? 私は今年、数年前からあるグループが提唱している“100万人のキャンドルナイト”を実行しています。去る夏至の時期、6月22日(金)〜24日(日)までの3日間、20:00〜22:00の2時間は電気を消してキャンドルの灯りで過ごしましょうというキャンペーンがあったのですが、この期間だけといわず、出来るときはなるべく電気を消すようにしています。
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梅雨を忘れる清涼な映画vol.4 風が心にまで吹きぬける『殯の森』
今年行われた第60回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門でグランプリに輝いた『殯の森』。そのニュース直後に顔を合わせた某誌編集者と私は、「もったいないよね」と話していました。作品のグランプリ受賞は素晴らしいニュースですが、発表は5月の末。6月からの公開ということで、宣伝期間が短いのが“もったいない”という発言の真意。
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ファッション小噺vol.45 トニーに似合うシャープな携帯
コミュニケーション・ツールというだけでなく、すでにファッション・アイテムとして存在感すら感じさせる携帯電話。こだわりのストラップで飾ることなどもはや当たり前、本体と同じ位(もしくは、もっと)お金をかけて、カスタマイズするという人もいるほどで。
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梅雨を忘れる清涼な映画vol.3 固定観念を覆す爽快さ『ブラインドサイト』
進化し続ける携帯電話。それを手にするにつけ、「多機能が搭載されていても、使いこなせないんだから、その機能はないも同然だよな…」と思ってしまう人はそう少なくないはずです。実は、これは人間にも当てはまるのかもしれません。私たちにも、さまざまな能力が備わってはいるけれど、それを生かし、駆使しないならば持っていないも同じこと、ですよね…。
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ファッション小噺vol.44 イタリア美女が着るイタリアブランドの実力
昨年のイタリア映画祭で人気を集めた『イタリア的、恋愛マニュアル』(当時のタイトルは『恋愛マニュアル』)が、やっと7月14日から、日本で公開されることになりました。
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梅雨を忘れる清涼な映画vol.2 あの頃の甘酸っぱい憧れを。『サイドカーに犬』
子供の頃に、今の自分くらいの大人を見て、とてつもなく遠い存在だと感じたことはありませんでしたか? 親でも、親戚でも、近所のおじちゃん、おばちゃんでもない大人。子供の頃は、誰なのかよく分からないのに親しい大人というのがいたものです。どういう知り合いなのかはっきりしないけれどよく家にやって来る人とか、親と仲が良い人とか。会うと挨拶はするし、お小遣いをもらったりするけれど、本当のところ、いったい誰なのかわからない人たち。そういう人のことは、○○のおじちゃん(もしくはおばちゃん、お姉さん)ではなく、たいてい「○○さん」と名前で呼んでいました。自分との関係性が不明瞭だから。