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【インタビュー】山本耕史&仲里依紗が回顧『はたらく細胞』でのアクション経験や親としての思い

山本耕史&仲里依紗に本作を観て思わず振り返る「どきっとした悪習慣」など、賑やかにクロストークしてもらった。

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仲里依紗&山本耕史/photo:You Ishii
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仲里依紗、山本耕史に「本当に助けられた」


――山本さんはアクションがお得意かと思いますが、本作ならではのアクションの大変さはありましたか?

山本:いやあ…本当にお互い、立ち回りは苦労したと思いますよ!

:うん、本当に、本当に大変でした。

山本:ねえ!

:私は武器があるけど、(山本さんは)素手なのでもっと大変でしたよね?

山本:確かに僕は素手のまま殴る、持ち上げて投げる、というような立ち回りが多かったんです。もちろん相手にはぶつけないようにぶんぶん殴るので、空振りをするわけなんです。そうしたら、次の日に手や腕まわりがブワーッと腫れてきて…。何にもぶつけてないんですよ? つまり、(腕を)振った遠心力で細胞がやられてしまって!

――空振りで腕が腫れてしまうものなんですね!?

山本:そう! 初めて知ってびっくりしました。空振りはすごく危ないそうで、特に僕は力が強いもんだから、振っただけでその遠心力で血がガーッと腕に流れるらしいんです。ちゃんとキュッと止めたりしないと、「手、持ってかれますよ」なんてアクション監督に言われて。それでこんなに激痛だったんだ…と。パンパンに腫れたのは衝撃的でしたし、この役で勉強になりましたね。

:本当に山本さんはすごいですよね。アクションも殺陣も、私は経験がなかったので本当に助けられました。いつも後ろからこそこそ隠れて山本さんのことを見ていたんですよ(笑)。

山本:え~、そうなの(嬉)?

:キャラクター的には対立しなきゃいけないから、そのあたりが難しいんですけど。先日、時代劇で共演させていただいたときも(「大奥」)、時代劇への挑戦が私は初めてだったから、大のプロの山本さんのことを後ろから見ながら勉強させてもらいました。どの作品でも、いつも助けられています。

――細胞を擬人化するという着眼点の面白さ、細胞の働きの奥深さも魅力ですが、お二人は作品のどんなところに魅力や面白さを感じられましたか?

山本:単純にファンタジーとしても楽しめるし、子供たちに細胞のことをスッと教えてあげられること自体なかなかの発明な気がします。「一緒にパズルやろう」と言えばやるけど、座学の勉強になると途端に子供は退屈になってしまうんですよね。

それが映画を観ているだけで知らない間に「白血球かっこいい!」とか「赤血球はすごい頑張っているんだな」と教えてくれますし、入り口をいろいろな細胞に与えてくれているのが、すごくいいことだと親としても思いました。

身体の中は一緒だから、世界中どこでも通用するじゃないですか。日本にとどまらず楽しめるのも、すごく魅力かなと思います。

:本当にそうですよね。私も息子がいるのでわかります。映画版だと、オリジナルで阿部サダヲさんと芦田愛菜ちゃんが演じている人間の世界が描かれていますよね。家族のストーリーがあって、その中で体の中はこうなっている、とわかるのがいいなと思います。

体の中の映像だけだと、もしかしたら子供たちはただの戦隊もののように感じて、お勉強が少し薄れてしまうかもしれないけど、人間模様を入れると「あ、こういうことで人間はこうなるんだ」と理解が深まるので。すごく子供にも見せたいなぁと思います。


《text:赤山恭子/photo:You Ishii》

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