カンヌ国際映画祭でオープニングを飾り、本国フランスで大ヒットを記録した『ジャンヌ・デュ・バリー 国王最期の愛人』から、ルイ15世の最後の愛人となった“デュ・バリー夫人”と、王太子妃となったマリー・アントワネットの初対面シーンがシネマカフェに到着した。
18世紀のフランス・ヴェルサイユの宮廷を舞台にした本作。ジョニー・デップがフランス国王史上一の美男にして問題児、“最愛王”の異名をもつルイ15世を自身初の全編フランス語で挑み、さらに『モン・ロワ 愛を巡るそれぞれの理由』の監督で知られるマイウェンが監督と脚本を手掛け、自ら主人公のジャンヌ・デュ・バリー役を演じた。
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この度解禁された本編映像は、フランス王室に嫁いできたマリー・アントワネットを歓迎する宴のシーン。キャンドルが美しく光る円テーブルを囲う王室の人々が、国王ルイ15世の到着を待つところから映像は始まる。
幼い王太子妃マリー・アントワネットが、夫となったルイ16世に「ドイツ語話せる?教えてあげるわ」と話しかけ愛らしい表情を見せるが、ルイ16世はまったく興味がなさそう。
ようやく国王の到着となるが、横にいるのは王妃ではなく、愛人のデュ・バリー夫人。さらに、デュ・バリーは王室のルールである髪を結い上げることなく下ろした状態で、白いドレスは御法度であるにも関わらず、純白のドレスで現れた。それに対し、ざわめきたつ王室の人々…。
ルールやマナーを無視するデュ・バリー夫人にマリー・アントワネットは興味津々だが、このあと国王の娘たちから、彼女が娼婦だったことを聞かされ、無視するようそそのかされることによって、マリー・アントワネットとデュ・バリー夫人のヴェルサイユでの頂点争いが始まっていく。
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マリー・アントワネットを演じたのは、21歳のフランス俳優ポーリン・ポールマン。すでに公開前から、「顔立ちが肖像画のマリー・アントワネットにそっくり!」「マリー・アントワネットを演じた女優史上一番似ているのでは?」とSNS上で話題に。劇中ではドイツ語を話す場面や、まだ嫁いできたばかりで幼く無邪気なマリーを可憐に演じている。本作を機にフランス映画界で活躍していくこと間違いなしの、次世代の注目俳優だ。
『ジャンヌ・デュ・バリー 国王最期の愛人』は2月2日(金)より全国にて公開。