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今回到着したのは、ルーク(マイルズ・ロビンス)に妖しい眼差しを向ける様子や、人を寄せつけずクールな存在感を放つ姿など、ダニエルの場面写真4点。
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ダニエルに扮するのは、あの“ハリウッドスター”アーノルド・シュワルツェネッガーを父に持つ、パトリック・シュワルツェネッガー。自信に満ち溢れ、持ち前のカリスマ性でルークの心を掴む一方、いつしかダニエルからは柔和な笑顔が消えていき、異常行動を繰り返しルークの心身を支配しようと動き出す、“空想上の親友”という異色キャラを熱演している。
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殺りくのアンドロイド“ターミネーター”をはじめ、様々な個性派キャラに扮し映画界を盛り上げてきた父親に負けないほどの“難役”に挑戦したパトリックだが、そんな彼に「完璧な身体性と自身を見事に体現してくれました」と称賛の言葉を送るのは、アダム・エジプト・モーティマー監督だ。
スクリーンで鮮烈なインパクトを放つ“空想上の親友”ダニエルについて、監督は「完璧さと欲望を悪魔のようなものに捻じ曲げたもの」とその独特なキャラクターを説明し、演じる俳優についても「ある種の不可解なほど象徴的でゴージャスな青年でなければいけない」と感じていたそう。
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監督が持つイメージを表現するために、パトリックは現場でも積極的に役作りを行っていたという。「彼は服装や髪色など、ダニエルの外見について提案してくれました。それはアウトサイド・インアプローチであり、彼はダニエルを“何かの生きもの”であることを認識して、キャラクターを作り始めてくれました」と監督。
その言葉通り、スーツや革ジャンをすらりと着こなし、モデルのような美貌と佇まいで“完璧”な一面をうかがわせる半面、細かい動きや表情で“恐怖”を植えつける怪演を見せ、得体の知れないキャラクターを見事に表現している。
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すでに予告編を目にしたファンからは、「パトリックの一挙一動に“シュワみ”があってドキドキする」「お顔に遺伝子を感じる」などと早くも期待の声が続出している。
『ダニエル』は2月5日(金)より新宿武蔵野館、渋谷ホワイトシネクイント、グランドシネマサンシャイン(池袋)ほか全国にて公開。