■ストーリー
アメリカ・コロラド州コロラドスプリングスで唯一採用された黒人刑事ロン・ストールワースがひょんなことから新聞に載っているKKKのメンバー募集広告に勢いで電話をかける。自ら人種差別主義者であることをアピールし、入団を希望。面接にまで進んでしまうが、対面では流石に黒人だとバレてしまうため、急遽、同僚の白人刑事フリップ・ジマーマンに白羽の矢が立つ。電話で話を進めるのはロン、対面はフリップと2人で1人の人物になりすまし過激派団体の悪事を暴く。人種差別問題が過熱する時代のアメリカを背景に、前代未聞の潜入捜査が始まる。
■カンヌ国際映画祭で話題沸騰
第71回カンヌ国際映画祭で最高賞パルムドールを受賞した『万引き家族』の次点となるグランプリを受賞し話題沸騰中の本作。全米では辛口批評サイト「ロッテントマト」で95%フレッシュを獲得し、各メディアが大絶賛しているようだ。
主演のロン・ストールワースを演じるのは名優デンゼル・ワシントンを実父にもつジョン・デヴィッド・ワシントン。デンゼル・ワシントンがその名を知らしめた傑作『マルコムX』で映画デビューし、奇しくも同じスパイク・リー監督作品の本作で主演として脚光を浴びる。
ロンの相棒フリップ・ジマーマンを演じるのは、『スター・ウォーズ』シリーズ新三部作でカイロ・レン役を演じ、『沈黙ーサイレンスー』、『パターソン』などで演技に定評のあるアダム・ドライバーだ。
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監督、脚本、製作のスパイク・リーに加え『セッション』のジェイソン・ブラム、そして『ゲット・アウト』のジョーダン・ピール監督とアカデミー賞最強布陣が製作に名を連ねている。
さらに、今回特別に解禁された場面写真は、ロンとフリップがKKKから入団を認められ贈られてきた会員証をまじまじと見つめ、KKKのメンバーになってしまった事実を認識する象徴的な写真。ここから先の波乱万丈なストーリーは、ぜひ劇場で確認してほしい。
『ブラック・クランズマン』は、2019年3月よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。