住野よるの原作小説は若い女性層を中心に“泣ける小説”として口コミで人気を獲得、2016年本屋大賞第2位に選ばれ、累計発行部数265万部を突破する大ヒットを記録。その原作に12年後の「現在」パートを追加し、より深い物語として映画化した本作。

主演の浜辺さんは、第7回「東宝シンデレラオーディション」でニュージェネレーション賞を受賞、公開中の『センセイ君主』も大ヒット中で今後大きな飛躍が期待される現役女子高生女優。

一方の北村さんは、音楽ユニット「DISH//」のリーダーとしてアーティスト活動も行いながら、俳優としてもドラマ「仰げば尊し」や「隣の家族は青く見える」が大きな反響を呼んだ絶賛ブレイク中の若手俳優。

2人をW主演に迎えた本作は、浜辺さんが難病に侵された少女・山内桜良を演じ、彼女と一緒に過ごすことになる“僕”を北村さんが演じる。また12年後の現在の“僕”を小栗旬が、桜良の親友・恭子の現在の姿を北川景子がそれぞれ演じた。
高校時代のクラスメイト・山内桜良(浜辺さん)の言葉をきっかけに、母校の教師となった“僕”(小栗旬)。彼は教え子と話すうちに彼女と過ごした数か月を思い出していく。膵臓の病を患う彼女が書いていた「共病文庫」(=闘病日記)を偶然見つけたことで“僕”(北村さん)と桜良は次第に一緒に過ごすようになるが、眩いまでに懸命に生きる彼女の日々はやがて終わりを告げることになる――。

桜良の死から12年。結婚を目前に控えた彼女の親友・恭子(北川さん)もまた“僕”と同様に桜良と過ごした日々を思い出していた。そしてあることをきっかけに桜良が12年の時を超えて伝えたかった本当の想いを知る…という物語。

本作で主演の浜辺さんと北村さんは第41回日本アカデミー賞新人俳優賞に選ばれたほか、第42回報知映画賞新人賞をW受賞。浜辺さんは日刊スポーツ映画大賞も受賞するなど各賞に輝いたのは記憶に新しい。
また、地上波初放送を記念して、浜辺さんが「たくさんの人に見て頂きたい」と焼肉のシビレ(膵臓)を初めて食べることに。「打ち上げで焼肉をお願いすることもあります」というほど焼肉が大好きだという浜辺さん、実は本作公開時もシビレを食べたいと焼肉店を訪れたのだが、希少部位のためお店になく断念したそう。
そんな浜辺さんだが、「映画のタイトルを初めて聞いたときはインパクトが強いショッキングなタイトルだと思いましたが、今はそれが素敵な言葉だと思っています」と本作との出会いをふり返り、自身が演じた桜良についても「明るくて元気なひまわりのような女の子。自分とは少し違うので憧れながら演じました」とコメントしている。

今回念願かなってシビレを前にし、「ついにこの日が来ました!」と喜ぶ浜辺さんのシビレ実食レポートも、番組公式サイト、Youtubeで観ることができるのでこちらもチェックを。
『君の膵臓をたべたい』は8月19日(日)21時~テレビ朝日系「日曜プライム」で放送。