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日本時間3月5日に発表されるアカデミー賞にて作品賞・主演男優賞・脚色賞・歌曲賞の4部門にノミネートされている本作。17歳と24歳の青年の初めての、そして生涯忘れられない恋の痛みと喜びを脚本に紡いだのは、『モーリス』や『眺めのいい部屋』『日の名残り』といった名作を生み出してきた現在89歳の名匠ジェームズ・アイヴォリー。もし脚色賞を受賞すれば最年長での受賞となる。
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このたび完成した日本オリジナル予告編は、北イタリアの避暑地を舞台に17歳のエリオ(ティモシー・シャラメ)と、エリオの父(マイケル・スタールバーグ)の研究を手伝いにきた24歳のオリヴァー(アーミー・ハマー)の出会いから始まる。先に公開されていた海外版オリジナル予告編の良さを生かしながらも、2人の細やかな感情の動きや、ティモシーとアーミー、2人の俳優の魅力をさらにプラス。
母親(アミラ・カサール)に「オリヴァーのことが好きでしょ」と言われ、クルクルと回るエリオの瑞々しさや、まばゆい光の下の恋の喜びだけでなく、夜のとばりの中でやがて感じる恋の痛みの予感も描かれていく。そして映像のラストには、ベッドに横たわり、愛おしげに見つめ合う2人に「君の名前で僕を呼んで。僕の名前で君を呼ぶ」とオリヴァーの声が重なり、この邦題に込められた切なさが炸裂。
世代も、性別も関係なく、誰もが経験したことのある恋の痛みと喜びを思い出させてくれる映像に仕上がっている。
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『君の名前で僕を呼んで』は4月27日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。