劇中では、ジョニー・デップを相手に堂々たる演技を披露し、外見の美しさはもちろん、内面からあふれ出るオーラがまぶしいほどに輝く。大ヒットシリーズの鍵となる役柄を手にし、世界中から注目を集める女性となったカヤ。一体、その“美の秘密”とは何なのか?
本作は、孤高の海賊ジャック・スパロウの最恐の敵、サラザールが解き放たれ、様々な運命が交差するなか、ジャックが激しい決戦に身を投じる姿を描くエンターテインメント映画。カヤは、決戦の重要アイテムとなる伝説の秘宝“ポセイドンの槍”の謎に挑む天文学者・カリーナを演じている。シリーズへの参加に「とても特別な経験よ」と心を込めるカヤ。何よりも彼女を喜ばせたのは、カリーナが「ただ守ってもらうだけのお姫さまではない」ということだ。
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「監督からは『守ってもらうだけのお姫さまといった役ではないよ』という言葉をもらって。自分の意志をきちんと持ったキャラクターだと聞いて、とてもうれしかった」というように、カリーナは世間から“魔女”とレッテルを貼られながらも、科学者としての不屈の精神を失わない聡明な女性。「自分がやるべきことに集中していて、アイデンティティを持っている女性。でも自分自身を模索している部分もあって、今回の冒険は彼女が自らを見つける道のりでもある。その過程を演じることにとてもワクワクした」。
飄々としたジャックと負けん気の強いカリーナは、対照的な性格ゆえにぶつかり合うこともしばしば。ジョニーとの共演では「ジョニーはすごく優しい心を持っていて、温かい人。おどけて周囲を笑わせることもできる素晴らしい人よ。“ジョニー・デップ”というと、頭のなかで神のようにイメージを作り上げてしまっていたけれど、ものすごく温かい、一人の人間なんだってわかった」とスターの本当の人柄に触れた。
しかしながら「初めてジャック・スパロウの衣装を着たジョニーが目の前に現れたときは、やっぱりそのスター性にやられちゃったの(笑)。思っていた以上に、本シリーズがとジャックが自分の子ども時代に大きく関わっている存在なんだと思った」と少女時代から見ていた映画の世界が、目の前に現れたことに驚きを隠せなかったそう。
