「ハリー・ポッターと呪いの子」のブロードウェイ公演に向けてオーディションが行われた。2016年6月30日よりロンドンのウェストエンドで公演がスタートした同作品が大成功を収めていることを受け、2018年にニューヨークのリリック・シアターでブロードウェイ公演がスタートすることが決定した。同舞台にはハリー・ポッターを始めジニー・ポッター、ハーマイオニー・グレンジャー、ロン・ウィーズリー、ドラコ・マルフォイ、デルフィー・リゴリーらお馴染みのキャラクターが登場する。21日と22日(現地時間)にN.Y.で予定されたブロードウェイ版のオーディションでは、全ての参加者が公平に審査される方式が用いられるとされている。「ソニア・フリードマン・プロダクションズ」、「コリン・カレンダー」、「ハリー・ポッター・シアトリカル・プロダクションズ」によってプロデュースされる2幕仕立てのこの舞台は、ジャック・ソーンが手がけた脚本により、ソーンとJ.K.ローリング、ジョン・ティファニーが新たに書き上げたストーリーが語られる。『ハリー・ポッターと死の秘宝』から19年後が舞台となった「ハリー・ポッターと呪いの子」では成長したハリー、ハーマイオニー、ロンを見ることができ、ハリーと妻ジニーの息子アルバスがホグワーツ魔法魔術学校へ入学するところからストーリーが展開する。現在ロンドンのウェストエンドで行われている公演はジョン・ティファニーが監督、スティーヴン・ホゲットがふり付けを務めている。19日(現地時間)、ロンドンで開催されたホワッツオンステージ・アワードで最優秀新作演劇賞、監督賞、また出演者3人が賞を獲得していた。ハリー役を務めたジェイミー・パーカーはレイフ・ファインズやケネス・ブラナー、イアン・マッケラン、イアン・ハラードら強豪を退けて主演男優賞を獲得した。(C) BANG Media International