アメリカ版「ELLE」誌10月号の表紙を飾っているマイリー・サイラスが、昨年からレッドカーペットに姿を見せない理由を語っている。昨年12月、ソフィア・コッポラ監督作の『ビル・マーレイ・クリスマス』のプレミアに出席し、レッドカーペットを歩いたマイリー。出演作品のプレミアだったから「参加しなくてはならなかった」とし、「でも、もうレッドカーペットを歩くつもりはない」と宣言。そのワケとは「世界には飢えに苦しんでいる人がたくさんいるっていうのに、なんで私は赤い色をしたカーペットの上にいるのかなって。私が“重要”だから? 私が“有名”だから? それって私のやり方とは違うのよね。だって、なんだか『ズーランダー』みたいな茶番みたいじゃない」と主張。奇抜なファッションや言動が取り上げられやすいマイリーだが、若いホームレスやLGBTQの支援団体「Happy Hippie」を立ち上げたり、動物愛護に取り組んだりと実は弱者を守るアクティビストとしての顔も大切にしている。とは言え、「ET online」によれば、今週木曜日(現地時間)にウディ・アレン監督とタッグを組んだアマゾンの新作ドラマ「Crisis in Six Scenes」のプレミアに参加が決定しているというマイリー。レッドカーペットを歩くことになったとしても、華やかな雰囲気とは裏腹に、マイリーの胸中は複雑なようだ。