ノオミ・ラパスが『Alien: Covenant』(原題)に出演するとうわさされている。『エイリアン』の前日譚とされるリドリー・スコット監督による2012年の『プロメテウス』で主人公のエリザベス・ショウを演じていたノオミだが、これまでシリーズ新作には出演することになっていなかった。しかし「Deadline」が報じたところによれば、オーストラリアのシドニーにある同作の撮影現場にその役柄での出演のために姿を現していたという。『プロメテウス』の最後では、エリザベスが惑星LV-223にエンジニアなる宇宙人と会い人類誕生の謎を解くミッションに就いた乗組員の唯一の生存者となり、マイケル・ファスベンダー演じるかなりのダメージを負ったアンドロイドのデイヴィッドと共にその惑星から抜け出す姿が描かれた。『Alien: Covenant』(原題)はオリジナル『エイリアン』に続く予定されている3部作の前日譚の第2弾となり、『プロメテウス』の一件の10年後を舞台にしているため、ノオミが回想シーンに登場することになるのではないかといううわさもあるが、20世紀フォックス側はなにも明かしていない。マイケルはデイヴィッド役を続投する予定になっており、ほかにはビリー・クラダップ、キャサリン・ウォーターストン、ダニー・マクブライド、デミアン・ビチル、ジャシー・スモレットらがキャストに名を連ねている。ストーリーの内容は謎に包まれているものの、エンジニアがまたもや登場するとみられている。スコット監督がジャック・パグレン、マイケル・グリーン、ジョン・ローガンによる脚本を元にメガホンを取る『Alien: Covenant』(原題)は2017年8月(現地時間)公開予定だ。(C) BANG Media International