9月に全国公開となる、スタジオジブリ最新作『レッドタートル ある島の物語』が、この度、5月11日(現地時間)から開催される「第69回カンヌ国際映画祭」の「ある視点部門」に正式出品されることが判明した。スタジオジブリの長編作品の最新作として製作された本作品は、『岸辺のふたり』で米国アカデミー賞短編アニメーション映画賞をはじめ、高い評価を得たマイケル・デュドク・ドゥ・ヴィット監督の長編初監督作品だ。今回正式出品されることが決定した「ある視点部門」はスタジオジブリ作品としては今回が初めての試みとあって大きな注目を集めることが予想される。そんな中今回の発表に、スタジオジブリのプロデューサー・鈴木敏夫は「構想10年、制作8年の、友人でもあるマイケルさんの最新作が名誉あるカンヌ映画祭でお披露目できることは、一緒に携わってきた僕にとってもとても嬉しいことです」と喜びを述べている。異国の地フランスからやってくるスタジオジブリの最新作とあって、カンヌ国際映画祭での反響にも大きな関心が寄せられそうだ。『レッドタートル ある島の物語』は9月17日(土)より全国にて公開。