本作で監督・脚本・編集を担当したのは、映画『ラジオの恋』で広島の小規模な作品ながら、ミニシアターの記録を塗り替え、その後異例の全国公開を達成した時川英之監督。長編第2作目となる本作で、「シネフク大黒座」の運営担当者から、大黒座の雄姿を映像に残したいと相談を受け、オリジナルの脚本を執筆し、「映画館の映画」を完成させた。映画館の新入社員・令子を新進女優・藤原令子、映画を作りたいと夢見る青年バーテンダーを映画『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』にも出演する本郷奏多が演じる。さらに石田えり、ミッキー・カーチス、阿藤快、及川奈央、広島でカリスマ的人気を誇るDJ横山雄二ら個性あふれるキャスト陣が脇を固める。